投票内容

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あ行

青木香里(KADOKAWA コミックビーム編集部)

「7SEEDS」田村由美
毎巻、圧倒的におもしろく、ちゃんと泣かせ続けること。そのクオリティーの高さに。
「あの日からの憂鬱」しりあがり寿
どんな理由を考えても、なんだかズレてしまうので書けません。。。でも、とても大きな刺激を受けました。
「たそがれたかこ」入江喜和
大好きとしか言えず。。
「たましい いっぱい」おくやまゆか
かわいいくせにイジワルで、泣かせるくせに毒もあるという、そのズルさに。マンガってこんなに自由なのか!と感動しました。
「アキンボー」下吉田本郷
かわいすぎるとしか言えず。。。
「イムリ」三宅乱丈
毎巻、読む側の想像を確実に超える力量に。
「ベアゲルター」沙村広明
ぶっ飛びっぷりに。読者を狂喜乱舞させる力に。
「健康で文化的な最低限度の生活」柏木ハルコ
今まさに語るべき物語を、ちゃんとエンターテイメントにしていることに。
「有害都市」筒井哲也
出版に関わる者として、いま最も考えなければいけないことに、正面から取り組み、かつめちゃくちゃおもしろく仕上げていることに。「マンガ内マンガ」がちゃんとおもしろいことにも脱帽。
「波よ聞いてくれ」沙村広明
饒舌で独特な台詞回しを、完璧に「物語」へと昇華していることに。

天田久美(竹書房 第二編集部)

「あの娘にキスと白百合を」缶乃
「お嫁さんは神様です。」瀬川藤子
「さび抜きカノジョ」クール教信者
「グッディ」須藤真澄
「フラウ・ファウスト」ヤマザキコレ
「ロマンチカ クロック」槙ようこ
「弟の顔して笑うのはもう、やめる」神寺千寿
「恋は光」秋★枝
「片想いフィーバー」桑佳あさ
「猫瞽女-ネコゴゼ-」宇河弘樹

飯島愛(竹書房 第二編集部)

「おかえりなさいサナギさん」施川ユウキ
ほっこりにっこりさせられる施川先生の絵柄。そこからは想像できないような鋭いギャグが炸裂で魅力的。5年ぶりのサナギさんもキレキレでブランクなどはないのだろうと感じた。 大喜利で時に哲学的でででも万人誰もが噴き出すギャグセンスにドキドキさせられっぱなしだった。先生の心の中・頭の中にある思い考えが具現化され登場人物になったのではないかと思うような、そんなすべてがつまった作品に刺激を受けた。
「おねいも」詩原ヒロ
東北姉妹の日常を描いた作品。 田舎町の風景と、ありのまま心も身体も素っ裸の姉妹が絶妙にマッチし、まるでコントを見ているかのようだった。 笑いのセンス、独創性、絵の上手さ、見せ方、テクニックに刺激を受けた。
「それでも町は廻っている」石黒正数
通称”それ町”で多くの読者に支持され⑭巻目に突入。漫画界で地位が確立されている中、今更何を言うか…と言った感じかもしれないが私は1話1話、1コマ1コマに刺激を受け続けている。青春・恋愛・謎とき・SF・ホラー・ギャグ・ファミリー・JK・メイド全ての魅力がつまった作品で心を躍らせながら読んでいる。
「りとる・けいおす」涼川りん
とにもかくにも、この漫画からすごいパワーを感じずにはいられない。 登場人物、一人一人の役割が確立され他の誰にもまねしようもない。画力はもちろんのこと、シナリオ、ギャグのセンスがピカイチで天才。サブカルなシュール作品は昨今難しい状況とされているが、涼川先生が盛り上げてくれている。刺激を受けた1冊。
「ナイショの戸黒さん」詩原ヒロ
カバーイラストは制服を着たJCが顔を片手で隠し口からはヨダレが…帯にはマイの処女…奪いたい?とあり、怪しさ、エロティックさが衝撃的。 そしてカバーをめくってさらに心拍数が上がる作りこまれた作品。 直接的なエロは少ないものの、ヒロインから常に分泌する粘液の糸引くぬめぬめのシーンにはドキドキが止まらない。いままでにない個性あるキャラに刺激を受けた。
「ベルリンは鐘」ニャロメロン
自由すぎるかと思わせておきながらも自分のルールをしっかりもっていて見せ方が素晴らしい。予想外なオチや展開を見せつけられ圧倒される。想像力の無限大さに刺激を受けた。
「ラーメン大好き小泉さん」鳴見なる
累計で50万部目前の「ラーメン大好き小泉さん」。全国ネットでドラマ化もされ、話題になった作品。無表情な主人公JKがラーメンをすする度変わる表情に心を奪われてしまった。ラーメン・JK・たまに百合。多くの要素を持ち意外性とまだまだ伸びる可能性に刺激を受けた。

猪飼幹太(徳間書店 COMICリュウ編集部)

「今日を歩く」いがらしみきお
「生きる」とはどういうことなのか…その本質が、繰り返される朝の散歩の描写の中に凝縮されている凄み。ユーモアとペーソスと諦観と希望と…曰く言葉にならない渦のような感情が胸に充満する。何度も読み返している…自分にとっての2015年圧倒的BESTタイトル。

石川昌彦(小学館 月刊サンデーGX編集部)

「IT’S MY LIFE」成田芋虫
設定の勝利。単なる、ほのぼのアットホームものになってないのが素晴らしい。
「MAJOR 2nd」満田拓也
次世代の物語になっても、まったくパワーは衰えなかった。
「カツシン〜さみしがりやの天才〜」吉本浩二
手塚先生に続き、吉本さんの人物伝に外れなし。
「ケンガンアシュラ」原作:サンドロビッチ・ヤバ子、作画:だろめおん
ここ最近で、最も刺激的な格闘技マンガ。
「ザ・ファブル」南勝久
大ヒット作の次に全く違うジャンルのものを描いて、それがさらに面白い。暗殺者が暗殺をしないという独自の展開も凄い。
「チェイサー」コージィ城倉
漫画家ものとしては最も異色ですが、未読の人にはもっともお薦めしたい。
「ナナマル サンバツ」杉基イクラ
インドア部活ものだけど、この熱さは尋常じゃない。
「ヨーソロー!! ―宜シク候―」三島衛里子
素晴らしい青春もの。この題材を選んだ作者の心意気を感じる。
「恋は雨上がりのように」眉月じゅん
ここ最近の恋物語ではベスト級かと。
「火ノ丸相撲」川田
ここ最近のスポーツものでは個人的ベスト。

石坂篤(フリーランス)

「あれよ星屑」山田参助
戦後の東京を描いた1巻と3巻も素晴らしいですが、2巻の「戦中編」には驚きを隠せませんでした。中国大陸での兵隊たちのやりとりが丁寧に描写されており、ピー屋(娼婦小屋)に兵隊たちが通うシーンや、捉えた捕虜を殺せと命ぜられる川島軍曹の葛藤など、戦地での生々しさが伝わってきました。
「たそがれたかこ」入江喜和
隅田川沿いでワンカップを片手に泣いていたシーンが、主人公のそのときの感情のすべてを表現していました。その後の展開も、素晴らしいの一言。
「フイチン再見!」村上もとか
『フイチンさん』で知られる漫画家の上田としこさんの生涯を描いた本作ですが、村上もとかさんが描くハルピンの街がハイカラで美しく、読んでいると、まるでその場にいるかのような気分になります。中国人、日本人、ロシア人、そしてユダヤ人が住む多民族社会の関係の描いている点も興味深く、また戦中・戦後の満州や日本の歴史を知る意味でも、大変貴重な作品だと思います。
「四月は君の嘘」新川直司
主人公の有馬公生がコンクールでピアノを弾くシーンは、彼の葛藤を乗り越えピアノに向かう力強さ、その中で彼に目を奪われる観客達の描写、そして美しいモノローグや回想が渾然一体となり、ページをめくる度に鳥肌が立ちます。たたみかけるように書かれるモノローグは好みの分かれるところだとは思いますが、この漫画には必要だったと感じています。
「大砲とスタンプ」速水螺旋人
ゆうきまさみさんに「速水螺旋人さんは好きな漫画が描けてズルい」とまで言わしめた作品。東ヨーロッパの旧共産圏の雰囲気、それを体現したような無骨な戦闘機やガジェットのデザインは素晴らしいの一言。また兵站という事務仕事に、戦争とは激しい戦いだけでなく、お役所やサラリーマンのようなこともやるのだなと、「裏方の戦争」の面白さを感じました。
「学校へ行けない僕と9人の先生」棚園正一
「スクールカースト」という言葉を近年耳にするようになりましたが、学校という場所は、どんな社会よりもうまく空気を読んで生きていかなくてはならない場所だと感じています。本作は学校に怖くて行けない主人公が息苦しさを感じ、様々な「先生」との出会いに救われたり傷ついたりしながらも、なんとか「フツウ」に生きていこうとする物語です。9人目の先生との出会いが主人公にとって後の人生を決めることになったことに、強い感動をおぼえました。
「弟の夫」田亀源五郎
LGBTに対する関心が高まってきたこの時期に、青年誌でこの作品を扱うことは、とても意義のあることだと思っています。
「花〜淫華調教師2〜」陽香
ひとりのさえない女性が「花」という美しい商品として、「花市」と呼ばれるオークションに出品されることになり……というのが冒頭のシーンで描かれる作品ですが、本作はまさにツボミが開く花のようにエロティックで美しい雰囲気を持っています。陽香さんの描く人物は男性も女性も美しく、まさに色香が匂い立つよう。ティーンズラブ(TL)というジャンルに触れたことのない方にも、オススメの一冊です。
「逃げるは恥だが役に立つ」海野つなみ
「そもそも結婚をするとは何なのか、する必要があるのか」と、今の時代の空気をうまくすくい取った作品だと思います。案外結婚生活とは仕事の一部なのかもしれいない、と考えさせられます。それでも男と女が同じ屋根の下に暮らしていれば、意識してしまうこともあるということを理解した上で描かれているというのが、この作品の素晴らしさだと思います。
「鮫島、最後の十五日」佐藤タカヒロ
角界を舞台にした『バチバチ』『バチバチ BURST』に続くシリーズ最新作。本シリーズでは、小柄ながらも東前頭十枚目にまで登りつめた鮫島鯉太郎が、ハンデを背負い苦しみながらも闘っていく姿が描かれます。見開きを多用した取り組みの豪快な描写は、圧巻の一言。熱い力士たちのドラマを、シリーズを通して読んでもらいたいです。

石田真悟(小学館 ゲッサン編集部)

「あやめ14」天野しゅにんた
予想を遥かに超えてくるギャグと卓越した言語センスに頭が下がります。
「お前ら全員めんどくさい!」TOBI
安易なエロ描写に頼らないでも、女の子はかわいくて正義であることを証明している。
「どらくま」戸土野正内郎
ストーリーの熱さ、外連味溢れる演出、構図のかっこよさに脱帽。
「ハリガネサービス」荒達哉
王道スポーツ漫画として、読んでいて気持ちがいい
「姉のおなかをふくらませるのは僕」原作:坂井音太、作画:恩田チロ
タイトルからしてやられたーーー!! 関係性×料理という「きのう何食べた」や「高杉さん家のおべんとう」等に代表される、 どちらかといえば女性からの支持を集めてきたジャンルに、男性向け、オネショタで斬りこむ意欲作! ロングキスグッドナイトちゃん、ちょうかわいいです
「孤食ロボット」岩岡ヒサエ
移籍して続きが読めることに感謝。 シチュエーションって大事だなぁ…
「宇宙を駆けるよだか」川端志季
ドロドロとしがちなテーマなのに、悲壮感なく読ませてしまう展開、構成に驚かされる。 あくまでも少女漫画という、パッケージを脱しないバランス感覚が見事!
「水色の部屋」ゴトウユキコ
容赦なく不安をブチこんできて、ただただ感情を掻き乱される。
「響〜小説家になる方法〜」柳本光晴
強烈なキャラクター、世界を変えうる天才の姿にワクワクしっぱなしです。
「高嶺と花」師走ゆき
残念イケメン御曹司のドヤ顔、最高です。

大場渉(KADOKAWA ハルタ編集部)

「NEW GAME!」得能正太郎
ゲーム制作会社を舞台に、悩んだり笑ったりの日々を描いた4コマ作品。瞳の描き方が魅力的で、同じような線数で描いていても、場面によって違った印象を受けることがある。とても可愛らしい絵柄で読んでいるあいだ目を楽しませ続けてくれる上に、人間の心情や情緒の描写もていねいで「現実と地続きの世界」を感じさせてくれる秀作。
「お前ら全員めんどくさい!」TOBI
今年はハーレムラブコメ大豊作。こう、恋愛漫画を読むにあたって、男の子と女の子がちゃんと相手を「好き」なのか、それとも好きという設定なだけなのか、分かれるところがありますが。そのへん作者がきちっと妄想してくれると読んでいて非常に心地よい。
「クロノ・クラウド-試考天球-」和泉雄己
前作『トライバル・ギア』から、気になって追いかけている新鋭のこれが初単行本。時間を止める能力が最強で、主人公の時間を止める「印籠」がいつ出るか、いまか、次回かと興味津々で物語を追いかける。画力は抜群。
「第13保健室」あおやぎ孝夫
読み切りを経て、連載化した暁には、ものすごい数に増えてしまった保健室の先生漫画。生徒数何千人ものマンモス学校ゆえに保健室もたくさんという、全国の保健室ファンのハートをわしづかみにするような、しないような。あおやぎ孝夫の優しくて柔らかいペンタッチが大好きなので幸せ。絵が良いということは、とても大きな事だと再認識する一作です。
「結婚指輪物語」めいびい
男子ひとりに魅力的な女の子たちが惚れまくる、明るく健康的なお色気作品。誌面で楽しそうに斬ったり揉んだりしているのを見ると、たいへんリラックスしますなー。めいびいの描く、明るいお色気と意外な展開そして問題解決の流れは、好奇心そして圧迫からの解放という娯楽のあるべき姿だと思う。こういう漫画だけ大量にずっと読み続けていたいよーと思うが、意外に少ないんですよね。
「超人戦線」原作:青山広美、漫画:山根和俊
同じチャンピオンRED連載だけに、読む前まではほんのり『シグルイ』の印象があったが、ページを開けば、そこで繰り返されるのはプロ殺人者対サイキックの連戦。殺し屋と超能力者の1対1バトルがこれでもか、これでもかと描き綴られていきます。ぶれることなく。この青山×山根タッグは無敵ですね。『ギャンブルフィッシュ』と『バード』に続いて今作品も大盛り上がり!青山さん、山根さんともに幼少期から親しみのある作家が、20年以上経っても現役で暴れまくっているのは漫画読者として大変幸せなことだと思っています。
「辺獄のシュヴェスタ」竹良実
2話目と3話目の出来が、圧倒的で群を抜いている! 月刊!スピリッツ誌はこの2年間、次々に魅力的な新人の連載を送り出し続けてきたが、竹良実はそのなかでもひときわ輝いているように見えた。おそらくは資料を集め、読み込み、そこから想像によって世界観を作り上げているであろう、歴史漫画家としてのまっすぐな資質が作品から読み取れる。大注目の作家です。

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か行

黒澤結衣(徳間書店 コミックリュウ編集部)

「だがしかし」コトヤマ
誰もが食べたことある“駄菓子”をテーマに、こんなに様々なアプローチが出来るのか…と刺激を受けました。
「アキラNo.2」奥嶋ひろまさ
愛すべき現代のヤンキーが描かれていて、登場人物みんなが可愛くて素晴らしい。
「ゴールデンカムイ」野田サトル
ストーリー、キャラクター、アクション、そして食べる描写……全て面白い!!
「ダンジョン飯」九井諒子
さも現実にあるかのように納得させられる生活臭の描き方が素晴らしいです。
「ヒーローバンク」伊原しげかつ
子供向け作品でテーマが“金”。衝撃を受けました。
「弟の夫」田亀源五郎
それぞれの登場人物の視点や考え方の違いを丁寧に描いていて心揺さぶられました。
「忘却のサチコ」阿部潤
普段は表情を変えない主人公が、食べているときだけ実に幸せそう。キャラクターの「ギャップ」の描き方に刺激を受けました。
「恋は雨上がりのように」眉月じゅん
主人公の恋する表情にドキっとさせられます。こんな女の子いたらいいな…というファンタジー感と、こんな女の子きっといるよ!と思わせられるリアル感のバランスが素晴らしいです。
「海辺のエトランゼ」紀伊カンナ
“心が洗われるようなBL”という帯どおり、疲れたときに読んで「いいなぁ……」としみじみ思います。 絵柄も内容も幸せに溢れています。
「起きて最初にすることは」志村貴子
不憫な中にも愛しさに溢れていて良かったです。

呉塵罡(スタジオキッチュ 総合マンガ誌キッチュ編集部)

「アトランティド」山地ひでのり
コッテリな少年漫画で、勢いがあって読んでいて気持ちが良いです。余計なことを考える必要がなく、単純に「少年漫画」を楽しめる作品。敵味方不明なキャラクター「ロメオ」の登場が物語に張力を持たせています。
「ギガントマキア」三浦建太郎
「ど肝を抜かれる」の読後感とはまさにこれのこと。脳内麻薬を大量発生させるパワフルな一冊。「これを描きたかった」という意気込みを理屈抜きで感じ取ってしまいます。
「ミガワリメーカー」恩田澄子
人工知能を描いた作品です。カワイイ絵柄と陽気な登場人物(またはロボット)とは裏腹に、決してご都合主義の物語ではない、というのはこの作品の魅力であって、驚いたところでもあります。
「ヨネザアド幻想」ますむら・ひろし
『銀河鉄道の夜』などで知られるますむら氏の作品集ですが、氏のデビュー作の内容からA4版という破格な本作りまですべてが衝撃でした。また東北で、著者の地元でもある米沢市の「ヨネザアド・カタツムリ社」によって出版されましたことから、とても考え深いものがあります。より多くの読者に手を取ってほしい一冊です。
「今日を歩く」いがらしみきお
著者の近所散歩で経験したことをマンガにしたもの。不気味さと共にリアリティがあって、さらに不思議な温もりを感じます。 同じ人間でも「創作する者」の視点はこんなにも違うことを思い知らされます。
「双星の陰陽師」助野嘉昭
『貧乏神が!』の作者の連載二作目。とても上手いと思いました。しかし上手いだけではなく、物語から作画まで著者の「全力」さが伝わってきて、「正座して読みたい」という気持ちにさせられます。
「弟の夫」田亀源五郎
淡々とした日常、しかしそれは同性愛者のいる日常を描かれています。切なさが伝わって、同性愛者じゃなくても「理解されない者」の部分に共感を持てる、時代に求められている作品だと思います。
「新装版 マエストロ」さそうあきら
新装版で再読。何年経ってもその感動が色褪せることはありません。「音楽」をいかにマンガで表現するのか、それはビジュアルだけをいかにするではなく、登場する「人」と共鳴させることなのだと思わせます。「音楽マンガ」に関しては、さそうあきら氏の作品はもはや一つのジャンルとして確立しているでしょう。
「盤上の詰みと罰」松本渚
珍しい本格将棋マンガ。戸辺誠六段による将棋の監修はたいへん本格的、さらに人間ドラマもしっかりしています。大阪新世界編に登場する勝負師のおじさんは素晴らしいキャラクター。
「阿部洋一短編集 オニクジョ」阿部洋一
ネットの読者感想では「鬼才」または「奇才」という形容詞が多いようですが、まさしくそのとおりだと思います。少女の深層心理に加えて、ラストの予測不可能な物語の数々は、果たしてどのような打ち合わせで作られたのか、まったくイメージできません。

小山淳平(講談社 週刊少年マガジン編集部)

「BLUE GIANT」石塚真一
2巻以降がとにかくアツい!
「MIX」あだち充
単純に大ファンです。しばしば現れる『タッチ』との符号に、わかっていてもやられてしまう。
「NARUTO-ナルト-」岸本斉史
子供の頃から読んでいる大長編。大団円に感動。完結おめでとうございます!
「Sunny」松本大洋
単純に大ファンです。松本大洋先生の集大成のようで、毎巻震えながら読んでます。
「キングダム」原泰久
40巻を間近にして、まだどんどん面白くなるのがすごい。しかもアメトーーク効果での売り伸ばし。刺激を受けました。
「ゴールデンカムイ」野田サトル
型にハマらない、破天荒なストーリー構成に衝撃を受けた。いい意味で「何の漫画かわからない」漫画。論理から言えば面白いはずがないのに、なんでこんなに面白いんだ!悔しいと同時に、こういう型破りな漫画がまだ売れるということを証明してくれたことが素直に嬉しかった。
「ダンジョン飯」九井諒子
「架空の材料で料理する」。やられた〜と思った。グルメ漫画にまだそんなフロンティアがあったのか、と。このメシをうまそうに描ける九井先生の想像力とリアリティに舌を巻いた。
「子供はわかってあげない」田島列島
面白いはずがないのに、めちゃくちゃ面白い。自分がこのネーム読んだら通さないかもしれない、と思ってしまったのが悔しかった。
「新装版 寄生獣」岩明均
一連のメディア化を契機に、中学生のとき読んで以来の再読。改めて大傑作であることを確認し、めちゃくちゃ展開が早いことに驚いた。
「海街diary」吉田秋生
単純に大ファンです。もはや文学。映画も素晴らしかった。

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さ行

西條弓子(KADOKAWA コミックエッセイ編集部)

「かくかくしかじか」東村アキコ
まぶしすぎる師弟関係。でも、こんなに濃厚な関係ではなくても、自分の師匠たる存在について、誰しも思いを巡らせてしまう作品ではないでしょうか。
「東京タラレバ娘」東村アキコ
アラサー未婚の切実な不安を、愉快な笑いで昇華してくれる作品。元気がでます。
「阿・吽」おかざき真里
日本仏教が何をめざしていたのかが、よく分かる(気になる)作品。人間としての「開祖」の凄みが迫ってきます。

佐藤郁代(徳間書店 コミックリュウ編集部)

「ぱらいそ」今日マチ子
今日マチ子先生の覚悟が見えた。傑作でした。空間やセリフ、キャラの表情、一つ一つに秘められた思いがひしひしと伝わりました。
「わっちゃんはふうりん」サメマチオ
元夫の暴力から好きな人を守るために、片足のない稲造がただ強くわっちゃんを抱きしめているシーンに号泣。サメマチオ先生のセンスが大好き。
「イチゴーイチハチ!」相田裕
これぞ青春。アイス大作戦がすごくいい!自分の全てを賭けたものを諦めなければいけない痛みを、想像するだけでヒリヒリする。ラストの丸ちゃんが泣きそうで、泣かない笑顔がとても胸を締め付けられた。
「ギガントマキア」三浦建太郎
重厚な世界観のわりには、軽快なやりとりをするキャラクターたちの会話も面白かった。三浦先生こんなマンガも描けるのか、と驚いた。必殺技がプロレス技だったのがとても興奮! 密かに続きを待ってます…
「ゴールデンカムイ」野田サトル
いろんな飯マンガが溢れている中、こんな角度があったのか、と思い知らされた。本編である、金塊を求め最強の男達の戦いが何より熱い。これが、本当の「生きるために手段を選ばない」ことなんだな、と思った。グロ系を食べるときの杉元の顔が好きです。
「小光先生の次回作にご期待ください。」水口尚樹
小光先生が大好きです。自虐ネタは痛々しいけど愛らしい。次回作に期待してます。
「弟の顔して笑うのはもう、やめる」神寺千寿
カラーの美しさに目が惹かれた。それから作品の漂う空気の透明度の高さに驚いた。とにかく切ない姉弟もの。モノローグの言葉選びや、各話のタイトルのセンスも好み。繊細に思えてとても芯のあるキャラクターたちが魅力。
「波よ聞いてくれ」沙村広明
以前からずっと大ファンの沙村広明氏がまさかの恋愛もの!?と思って手に取ったら、やはり沙村広明氏のマンガだった。沙村先生のコメディセンスは唯一無二。普通の女性向けマンガでありそうなアイテムを沙村先生が扱うとこうなるのかー!と驚愕の作品。
「清々と」谷川史子
谷川先生の作品は短編が多いけど、長編もこんなに素晴らしいのか、と気付かされた。人を想う、ということを直向きに描かれた作品。何度読んでも涙が溢れる。

柴山浩紀(太田出版 単行本編集部)

「光る風」山上たつひこ
圧巻の筆致。こうした作品がきちんと復刊されてうれしいです。
「エシカルンテ」森和美
静謐な画面の奥に隠されたみずみずしいエネルギーが印象的。すみずみまで手を抜かないディティールに、北海道という土地への愛情を感じました。
「キングダム」原泰久
国民的作品になったと言えるマンガ。飽きさせない展開で、毎週楽しみにしています。
「ゴールデンカムイ」野田サトル
ヒロインの可愛さと食材のどぎつさのギャップにやられました。めっぽうおもしろい!
「ムシヌユン」都留泰作
ページをめくった先がまったく想像できません。
「塩田先生と雨井ちゃん」なかとかくみこ
繰り返し描かれてきた設定を、ここまで新鮮なかたちで見せられることに驚きました。

助宗佑美(講談社 Kiss編集部)

「あとかたの街」おざわゆき
まったく残酷さを感じさせない絵柄なのに、だからこそ、終始目をそむけたくなる。真っ赤に燃える街の中に「人」がいたんだということを痛切に感じさせる描写力。あの戦争の日々に連なって今日があるんだというのを強く思った。
「こくごの時間」雁須磨子
名前をつけないまま蓄積した感情に、色をつけてくれて、それぞれの人がそれぞれの名前に名づけやすくしてくれる雁須磨子さんの作品は、今年もどれも素晴らしかった。どれか一つといわれたら、ノスタルジーゆえに、今がより浮かび上がるこの作品を選びたい。
「たいようのいえ」タアモ
胸が最高にキュンキュンしながらも、これまでのすべてが未来にきれいにつながる最後に感動。大団円とはこういうことであると学ばせてもらった。
「たそがれたかこ」入江喜和
なんにも心の荷物がない状態なんてないんだよ、でも、人生はいつからでもひらけていけるし、輝いていけるんだよということを、きちんと地道に巻数をかさねるごとに伝えてくれる、希望にあふれる作品。
「サメマチオ随筆集 そういえば&といえば」サメマチオ
数珠つなぎに広がる思考を一緒に漂うのが楽しいエッセイ。連れていってくれる世界の景色は、知っていたような、でもやっぱりはじめてじっくり見るようなかんじがした。
「マリーマリーマリー」勝田文
少女マンガはとびきりかわいくて、ロマンにあふれた童話でもあると思った作品。大人になったって少女漫画を読んで、永遠の乙女でありたい心に火がつく。
「ランド」山下和美
人間が自分たちでつくった「囲い」の概念とはなにかという物事の深淵をのぞこうとする作者の意欲にまずガツンとやられた。そして、マンガだから表現できる「シーン」でその深淵に触れようとしている意欲にさらにガツンとやられた。
「女の友情と筋肉」KANA
単純に「元気でる!明日もがんばろ!」と今年一番思った作品。そういう力ってすごい。
「子供はわかってあげない」田島列島
まぶしいボーイミーツガール。目を細めてでもいつまでも読んでいたい世界がそこにあった。
「辺獄のシュヴェスタ」竹良実
なんてページをめくらせる力のある作品だろうと思った。設定の丁寧さだけでなく、読み手に、なにをみせて、なにを感じさせるかをすごく考えてあり、きっとその通りにハラハラしたり、ドキドキしたりした気がする。ドラマに自分が翻弄されている時間が本当に楽しい。まさにこれが、マンガを読む楽しさ。

鈴木康之(竹書房 まんがくらぶ編集部)

「1/11 じゅういちぶんのいち」中村尚儁
「Sエス―最後の警官―」原作:小森陽一、作画:藤堂裕
「ふたりエッチ」克・亜樹
「信長のシェフ」梶川卓郎
「新装版 クローズ」高橋ヒロシ
「海月姫」東村アキコ
「獣医ドリトル」原作:夏緑、作画:ちくやまきよし
「繕い裁つ人」池辺葵
「脳内ポイズンベリー」水城せとな
「闇金ウシジマくん」真鍋昌平

関口順一(KADOKAWA キトラ編集部)

「おじさんとマシュマロ」音井れこ丸
ヒゲさんと若林くんのダブルヒロイン体制で、駆け引きを仕掛ける方も仕掛けられる方も可愛いから、ずっと見てられるバランスが素敵。pixiv連載⇒単行本の流れも見事でした。
「ふしぎの国のバード」佐々大河
汗、息遣い、笑顔。原著よりも人々の体温を感じた。こういうリメイクの仕方があるのかと感激。画面に溢れる文物、情報の密度も印象に残る。
「ぼくらのふしだら」大見武士
美菜実の暗い願望に巨大な引力を感じる。躰が疼く時の表現が素晴らしい!
「スティーブズ」原作:松永肇一、漫画:うめ(小沢高広・妹尾朝子)
思い切りの良さ。すでに広く知られるジョブズ神話を扱う難しさを全く感じさせない。誇張された表現にも関わらず、「彼らはおそらくこうあっただろう」と思わせる説得力。
「チチチチ」クール教信者
獰猛すぎるチチのチカラ、圧倒的。完敗です。
「少女終末旅行」つくみず
必要なもの以外が無い世界のミニマルな喜び。大きくて小さい世界観の妙。少しずつ行動範囲が広がっていくRPG的感覚が心地いい。
「岡崎に捧ぐ」山本さほ
同世代であれば思わず「あるある!」となるディテールの積み重ね。また同世代でなくとも胸打つ過ぎ去った時代の喚起力。「これは自分の物語だ」と思わせる力強さは群を抜いている。
「恋は雨上がりのように」眉月じゅん
主人公あきらの表情や仕草の瑞々しさ。不意に人生の真理を覗き見たような驚きがある。
あきらでも店長でもない第三者の我が身がもどかしい!

関戸公人(マイクロマガジン社 マンガごっちゃ編集部)

「だがしかし」コトヤマ
本年度は、文句なしにコレ!コレです!1話あたり短めページテンポが小気味良くバカバカしいイラストやギャグにお腹よじらせつつ、出てくる駄菓子がどれも懐かしい!50円持って今すぐ実家徒歩2分ダッシュなら45秒の駄菓子屋クリタに駆け込みたい!でもクリタ閉店してた畜生!ということで、妙な中途半端さが逆に頭に残るタイトルと、連載の裏での取材や交渉などのご苦労を思うと編集努力のなんたるかを考えさせられます。
「ちいさい奥さま」原作:マツダ靖、作画:ゆとり
続刊ものではあるのですが、当初はそこを伏せていたので変な不安とよその家庭を覗き見しているような背徳感にドキドキさせられました。続編の入り方のこういった見せ方に出会ったのは初めてで、とても新鮮でした。
「ぷあーなんてもうしまい」海月れおな
決してDisってるわけではなく最大限に尊崇しての文面であることを前置いて、海月れおな先生の作品はどの作品ももれなくキャラクターの思考がヤバイレベルで異次元ワールドなので、考えている先生の頭脳はいかほどのレジェンドっぷりなのか切り開いて見たいと常々感じながら、なんちゅうタイトルなんじゃと読む前から驚かせていただきました。
「もぐささん」大竹利朋
キュートに美味しく気付かれず食べている様がとにかく可愛い!ギャップ感ってとても大事。全面に施した加工などの特殊な装丁こだわりも凄いです。
「カガクチョップ」カズホ
キルミーのベイベーで有名なカズホ先生ですが、こちらはシュールさとぶっ飛びさのラインが違い、別の楽しみ方があります。 昨今少なくなった(ような気がする)毎回リセットされる方式が、「何があっても大丈夫」と謎の安心感を与えてくれます。
「俺とヒーローと魔法少女」九段そごう
ヒーロー?ヒロイン?素材がまず度肝抜かれましたが名前も姿も行動もなんか抜けてて愛してしまう敵キャラクターにも笑わせていただきました。電車内での広告デザインも目を引き宣伝の入れ方も大変勉強になります。
「喰う寝るふたり住むふたり」日暮キノコ
毎巻毎巻にほっこりとしながらザッピングの見せ方に感心させられていましたが完結。最後までホントよかったです。NHKのドラマも雰囲気そのままで素敵でした。
「天空侵犯」原作:三浦追儺、漫画:大羽隆廣
巻を重ねるごとにお色気感がさりげなくかつ色っぽく。 サバイバルストーリーとしてすごく面白くて止め時が見当たりません。物語のキーの開け方も秀逸でピンチ展開と期待感で読者を煽り続ける衝撃に驚きます。
「少女終末旅行」つくみず
とにかく雰囲気がたまらない。暗いテーマなのにちょっぴりふわっとさせられるやさしい空気感。擬音多めのコマ構成。モノの細部まで描きこまれてるというタッチではないのですがそれが逆に物悲しさと重々しさを出していてすべてのまとまりがついています。心地悪いような心地いいようなこの不思議な居心地の表現がうまく文章にできないのですがとてつもなくハマってしまっていることは確かです。
「徒然チルドレン」若林稔弥
オムニバスなニヤニヤ話に頬がゆるみっぱなしでちょっとぶっ飛んだキャラクターでもなんかこういうのクラスにいたなーって思わせてくれます。個人WEB公開からネットニュース、単行本化連載化というサクセスストーリーの裏にある若林先生の努力と見せ方の工夫にも感服いたしました。

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た行

高長佑典(小学館 ゲッサン編集部)

「BLUE GIANT」石塚真一
正直で真摯ってすごく良い。沁みる。こんな人どこかにいて欲しい!傷ついてるんでしょうか僕。傷ついてますね僕。
「RiN」ハロルド作石
直近の展開はさすがハロルドさん!という怒濤の面白さ&気持ちよさ。この後どうなるのでしょうか、気になります!
「ちはやふる」末次由紀
なんだか毎年投票していますが(笑)、いつも生きる活力をもらえます。少なくとも僕が今ここで投票する立場にいられているのはこの漫画のおかげです。
「フォーシーム」さだやす圭
今一番、読んでいて爽快。痛快。どうなるの!?という逆境を用意して、キャラクターの力で解決する。基本なのですが一番強いのだなーと感じ入ります。しかしまさか孫六が出るとは!まだまだ面白くなりそうです。
「マンガヤ」ツガノガク
なんでコレが終わっちゃうんだ〜…!情報も熱量も話運びも良いのに。「トイボックス」のように復活してくれないかな…
「ラブホの上野さん」原案:上野、漫画:博士
パッケージって大事! つい手に取っちゃう、これ大事。
「亜人(デミ)ちゃんは語りたい」ペトス
「モン娘」「実は私は」と続く、人外ハーレム。人外ヒロインの場合は1体ではなくてんこ盛りがいいんでしょうか。
「僕のヒーローアカデミア」堀越耕平
前作も前々作も画力は高いし華があるしで注目していたのですが、ド直球にして大当たりを出す仕事っぷりはさすが少年ジャンプ。
「江川と西本」原作:森高夕次、作画:星野泰視
リアル「あしたのジョー」。野球ファンなら誰もが知る二人をまさか漫画化するとは!企画実現にどんな苦労があったのかはわかりませんがこの一年の漫画業界ニュースで一番びっくりしました。
「響〜小説家になる方法〜」柳本光晴
今年はコレが一番面白かったです。毎号予想がつかなくて、日々の楽しみです。

高橋達也(日本文芸社 漫画ゴラク編集部)

「あしたのジョーに憧れて」川三番地
古き良き時代の漫画制作現場と言ってしまえばそれまでだが、漫画ってえのは、こうやって命とかいろんなモンを削りながら作っているんだよ!っていうのを、いま46歳の僕が言っても若い作家さんの8割には響かないようなので、ぜひ若い作家さんに読んでいただきたい作品。
「ゴールデンカムイ」野田サトル
ここ数年、会社の金を使わずに、あくまで個人的な興味や志向で取材してきたことでもある設定を、『ゴールデンカムイ』ですべて、いやそれ以上にやられてしまった。最初はヤラれた感が強く、悔しくて(金も使ってるし)読むのが嫌だったが、いまでは立派なイチファンとして楽しんでます。よく調べてある!
「乙嫁語り」森薫
新刊が出るたびに、夜な夜な布団の中で毎晩5回は読んでいる。どうして森薫さんは、こんな作品が作れるのだろう?
「刃牙道」板垣恵介
宮本武蔵を現代に蘇らせるという発想が面白いし、マンガが最強に面白い表現方法だというのを教えていただいている。
「山賊ダイアリー」岡本健太郎
猟師になりたいと思える作品。絵がだんだん巧くなっているのがもったいない。
「後遺症ラジオ」中山昌亮
ひと気の少ない終電車で読むにはピッタリの作品。こんな気味の悪い話はどうやって考えてるんだろう?
「田中圭一最低漫画全集 神罰1.1」田中圭一
好き。
「紅の戦艦」関達也
自分には投票する資格は無いかもしれないが、最初に僕が担当し「戦艦大和を現在に蘇らせる漫画を作って、まずは尖閣諸島を破壊しましょう!」と言っただけなのに、僕が担当を離れたら、なんか変な面白さが添加されてしまい、とても複雑な気分で面白く読めました。

丹波聖泰(小学館 ゲッサン編集部)

「バキ外伝 疵面-スカーフェイス-」板垣恵介
週刊チャンピオンの本編よりも「バキらしい」と思います。一番続きが気になる漫画!!
「弱虫ペダル」渡辺航
アツイ!! 今まで積み上げたものが炸裂している感じがする。
「血界戦線」内藤泰弘
見開き絵が「見栄」が効いててカッコイイ!! 単純ですが重要な事だと思います。

寺田翔太(KADOKAWA コミックビーム編集部)

「A子さんの恋人」近藤聡乃
高野文子風の洒脱な絵柄でいて、内容としては今流行りの(?)“アラサーもの”(『タラレバ娘』など)がテーマ。絵柄に反して、誰でも読んで楽しめそうな、新鮮な内容でした。
「あしたのジョーに憧れて」川三番地
ちばてつやのもとで、アシスタントをした経験のある著者が、アシスタント時代の体験を漫画にした本作。ちばてつやという作家の凄さについて改めて気づかされました。
「波よ聞いてくれ」沙村広明
『ハルシオン・ランチ』同様、今作でも著者の持つ独特のギャグセンスが光っていて、おもしろかった一作です。
「阿・吽」おかざき真里
おかざき真理が歴史ものに挑戦した本作。著者の新境地を絵の迫力でもって楽しめました。

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な行

中川敦(リイド社 コミック乱、トーチ編集部)

「あれよ星屑」山田参助
すべての絵と台詞に著者の教養(広い意味での)が惜しげもなく投入された作品は強い、ということを学んだ。
「かくかくしかじか」東村アキコ
作品から伝わってくる著者のサービス精神が桁違いで、安心して身を委ねることができた。ぼろ泣きした。
「ドミトリーともきんす」高野文子
B5判、定価1200円という特殊な作りの本でも、ベストセラーになりうることを教えてくれた。大判の本も編集したい自分にとって希望になった。
「プロレス狂想曲」ニコラ・ド・クレシー
モーニング誌の海外枠をリアルタイムで経験しそびれた自分にとって、バンド・デシネ作品が日本の普通の作品と同じように連載され、普通に商品として成立し、普通に流通したことは新鮮だった。
「ラーメン大好き小泉さん」鳴見なる
女子とラーメンが好きなので、ちゃんと読んでないが無条件で惹かれる。読んでないのに、いい印象しかない。
「千年の翼、百年の夢」谷口ジロー
想像を絶して真面目に描かれた絵というものは、鑑賞の対象であるだけでなく、正しく物語の推進力になることを知った。
「壬生義士伝」原作:浅田次郎、漫画:ながやす巧
本来なら、とっくの昔にフランスで勲章を受章してルーブル美術館に原画が展示され、アングレームで個展が開かれていなくてはいけない作家。何としても作品を世に出し続けようとしてきたホーム社の担当編集者氏の情熱に敬服すると同時に、この作家にこそ漫画界全体というか国がもっと資金を投じるべきなんじゃないかと、もどかしく思う。
「天国の魚」高山和雅
この作家の作品をもっと読みたいと思った。
「岸虎次郎作品集 冗談だよ、バカだな」岸虎次郎
この作品が成人漫画よりエロく感じられるのはなぜなのか、よく考える。
「水木しげる漫画大全集」水木しげる
全集の仕事、いつかやってみたいと思った。

永盛拓也(講談社 週刊少年マガジン編集部)

「SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん」長田悠幸
躓きながらゆっくりと、あの時の夢を回復していくサクセス・ストーリー。とにかく、洋楽好きにはたまらない! 洋楽聴かない人にも読んでほしい!夢破れて現実を甘受しながら生きている人、ちょっとでも後悔があるのなら読んだ方がいい!
「ぼくは麻理のなか」押見修造
続きがひたすら気になる!そして、小森が入った麻理がとにかく可愛すぎる。
「クズの本懐」横槍メンゴ
こんな汚れて歪みきった恋愛なんて……最高だ!ヒトを想うキモチってものは、真っすぐで気持ちのいいことばかりじゃない。そんな当たり前のことを、ここまで胸を締め付られけながら、黒歴史をえぐられるような気持ちで、でもページをめくる手が止まらない…そんなキモチで読めるなんて!最高で、悔しい!
「コンプレックス・エイジ」佐久間結衣
コスプレという、一般読者層にはニッチに感じられるであろう題材を、ここまで読み手の心に寄り添う形に消化できたのは、ひとえにキャラクターの妙なんだと思います。もうすぐアラサーの派遣社員女子が、残酷な時の歩みに焦りを感じながらも、それに気づいてないフリをしながら日常と非日常を往来する姿。ものすごくリアリスティックに溢れています。
「ダンジョン飯」九井諒子
九井さんの持つアイデアの引き出し、一度覗いてみたいです。
「僕だけがいない街」三部けい
次のページをめくらずにはいられない!各話の完成度、計算しつくされた単行本のヒキ。脱帽です。
「四月は君の嘘」新川直司
モノクロで描かれた漫画という媒体で、ここまで色彩豊かな画面が描けるものなのかと。3歩進んで2歩下がる、もしかしたら3歩下がってるかもしれない。そんな公生くんの遅々とした成長の歩みを、時に笑って、時に涙して、いつしか我が子のように応援し始めてしまう。そんな不思議な魅力を持った作品だと思います。
「弟の夫」田亀源五郎
同性愛という難しい題材を真摯に受け止めた良作。難しい関係性の中、それぞれが抱える想いや葛藤があって…でも、それが押しつけがましくない。キャラクター作りの妙を感じました。続き、楽しみです。
「極黒のブリュンヒルデ」岡本倫
いつ誰に”リジェクト”されて死ぬか分からない。死ぬより先に、化け物になって大切なヒトをも喰らってしまうかもしれない。哀しい運命によって特殊な死生観を持った女の子たちが毎日を全力で楽しんで、恋をする姿。泣けてきます。
「累 —かさね—」松浦だるま
“入れ替わり”“演劇”という題材でここまで良質なサスペンスが描けるなんて!美麗な装丁も作品の雰囲気にマッチしていて、本棚に面陳のまま飾っておきたくなる作品。

庭野国彦(双葉社 漫画アクション編集部)

「BLUE GIANT」石塚真一
東京編になって俄然面白くなってきた。面白かった話が、まだまだ前振りだったと知ったときのワクワク感がすごい。
「Gメン」小沢としお
さすがの小沢節。この人が載っていると雑誌の読み応えが全然違うんです。
「OUT」原作:井口達也、漫画:みずたまこと
同じ学校とか幼なじみとか、ヤンキー漫画の基本構造からは外れた「ゼロから始めるヤンキー生活」。でも王道感もたっぷり。新鮮さと伝統が融合している。
「いちきゅーきゅーぺけ」甘詰留太
同じ時代をエロ漫画にかけた人間として、やられたーと思いました。
「アオアシ」小林有吾、取材・原案協力:上野直彦
あえてユースのサッカーを題材にした勇気ある企画が素晴らしいと思います。まだ始まったばかりだけど一番注目しているサッカー漫画。
「ザ・ファブル」南勝久
前作と趣の違ったテーマ?と思わせておいて、作者の個性はしっかり上乗せされている。読者の期待を良い意味で裏切ったり裏切らなかったり。
「ハリガネサービス」荒達哉
強力な先行者のいるジャンルに挑む、少年漫画らしい少年漫画。必殺技のある主人公ってやはり良いですね。
「ピアノの森」一色まこと
最初から面白いのに、ラストに来てさらにブーストがかかったように盛り上がる。長い時間の果てに達成されるカタルシス。
「ブラッククローバー」田畠裕基
少年漫画でいま一番楽しみ。終始全力&全速力で、息切れしないのかちょっと心配してしまうくらいです。でもこの全力感がたまりません。
「妖怪少女-モンスガ-」ふなつかずき
ますます凄くなる作画力と、それに負けないストーリー、そしてサービス精神。作者のモチベーションの高さに頭が下がる思いです。

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は行

朴鐘顕(講談社 週刊少年マガジン編集部)

「FAIRY TAIL」真島ヒロ
「Sunny」松本大洋
「いぬやしき」奥浩哉
「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」藤原ここあ
「ガーゴイル」原作:冲方丁、漫画:近藤るるる
「ニンフ」今日マチ子
「亜人(デミ)ちゃんは語りたい」ペトス
「甘々と稲妻」雨隠ギド

土方隆(KADOKAWA コミックアライブ編集部)

「7SEEDS」田村由美
緊張感のある展開をここまで長く描けることにただ読み手として満足感が高いのです。
「RiN」ハロルド作石
ああ、こんな漫画を自分も描きたいというか、漫画に真摯に取り組む登場人物たちにあこがれます。
「ああっ女神さまっ」藤島康介
終わってしまった!「うる星やつら」に続く私の(漫画的に)青春が終わってしまった!
「くまみこ」吉元ますめ
ネームの力でもありますが、そもそもがここまでくだらないこと(失礼!)をしっかりと描けることに漫画家魂を揺さぶられます。
「アオイホノオ」島本和彦
同じ時代の空気を吸っていたのでもうそれだけで刺激。
「大奥」よしながふみ
ひさしぶりに漫画で泣きました。
「学生 島耕作」弘兼憲史
「課長 島耕作」から始まる本筋ももちろんですが、その過去が描けるのも、キャラと世界と構成が強固だから。うらやましい。
「砂の栄冠」三田紀房
連載当初から拝読してましたが、自分の子供が野球をするようになって俄然と興味が。
「響〜小説家になる方法〜」柳本光晴
音楽や漫画と同じく、フィクションの作家のすごさをどうつたえるかが難しい題材に挑んだ意欲作!
「風の大地」原作:坂田信弘、作画:かざま鋭二
ゴルフ漫画として個人的には第一位です。

FREDERIC TOUTLEMONDE(Euromanga Euromanga編集部)

「AREA D 異能領域」原作:七月鏡一、作画:梁慶一
シンプルで強いバトル漫画。外国人の漫画家も普通に格好良い漫画が描けるとの証明です。漫画は日本だけではない!
「BILLY BAT」浦沢直樹
浦沢先生の高いクオリティーが評価。
「KOMA―魂睡」原作:ピエール・ワゼム、作画:フレデリック・ペータース
不思議なバンド・デシネ。フレデリック・ペータースの作家性が素晴らしくて、彼の世界観は魅力的です。
「いぬやしき」奥浩哉
奥先生は『GANTZ』と離れられるか気になるところ。
「イノサン」坂本眞一
バンド・デシネ界にもなかなか見えない美しい絵柄が驚きです。しかも舞台はフランスの革命の直前で、フランス人としてありがたいばかり作品です! これから革命の話、本当に楽しみです!
「ジョゼフィーヌ!」ペネロープ・バジュー
フランスの大人気女性作家の初翻訳!『ジョセフィン』の日本語版は他の翻訳本よりコンパクトで良いです。
「バウンサー」原作:アレハンドロ・ホドロフスキー、作画:フランソワ・ブック
日本ではあまり流行っていないジャンル西部劇は面白くてもっと評価してもいいと思わせる作品。
「プロレス狂想曲」ニコラ・ド・クレシー
ニコラ・ド・クレシ―の初漫画! バンド・デシネですが
「闘獣士 ベスティアリウス」柿崎正澄
欧米系のヒロイック・ファンタジーの漫画です!やっと! ゲーム・オブ・スローンズは世界中でカルト的話題になっている今は、『闘獣士』のように日本の漫画にも欧米系のヒロイック・ファンタジーをもっと入れ込んだほうが良いと思います

星野文彦(小学館 ゲッサン編集部)

「ウヒョッ!東京都北区赤羽」清野とおる
清野先生はヒキが強い。ただ赤羽を歩いているだけではこうはいかないはず。変わった人間を引きつける力、これもまた才能なのですね。
「ニューヨークで考え中」近藤聡乃
「バトルスタディーズ」なきぼくろ
なきぼくろ先生と出会えた担当編集者の運に嫉妬します(笑)。
「荒野のグルメ」原作:久住昌之、作画:土山しげる
「雄飛 ゆうひ」小山ゆう
漫画の醍醐味を久々に思い出させてくれた作品。

堀靖樹(小学館 ビッグコミックオリジナル編集部)

「ヤスミーン」畑優似
いや、すごいでしょ。これ。
「変身!」横山旬
これが売れるといいなぁ…
「恋は雨上がりのように」眉月じゅん
こんな事は実際にないけどこんなもんでいいのだよ、ラブコメは!リアリティ無用!

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ま行

松原里絵(講談社 なかよし編集部)

「ドメスティックな彼女」流石景
男性の欲望すべてを注ぎこみました、というような潔さがあり、女性が読んでもたのしめる作品になっている。
「センセイ君主」幸田もも子
「先生に恋をする」そんな話はたくさんあるのに、なんでこんなにときめいてしまうのだろう…。考えた結果気づいたのは、先生がすっごくかわいいからではないか、ということだった。これからも大好きです。
「人は見た目が100パーセント」大久保ヒロミ
登場人物たちは、おしゃれではない自分たちを自虐ではないし卑下しているわけでもない。「こじれていない」このテンションがすごく好き。

武者正昭(小学館 第四コミック局)

「BLUE GIANT」石塚真一
ライブハウスでジャズと出会って、サックスプレーヤーを目指す主人公。仲間と出会い、だんだんと力を付けていく主人公。ベタベタで力業な展開にむしろ爽快感を覚える。夢を追うって、そういう事かも知れないと信じられる熱い物語。
「いぬやしき」奥浩哉
ある事故がもとで異星人から人知を越えたパワーを与えられた青年と老人。ふたりは戸惑いつつも、その圧倒的な力を行使し始める。この力を持つ者は、悪魔となるのか、天使(救世主)となるのか、予断を許さない展開に汗がしたたる。パワーの発露を描く画面が素晴らしい。
「かくかくしかじか」東村アキコ
作者が重い腰をあげて描いたというだけあって、苦渋に満ちた、若干の笑いと涙涙の傷だらけの赤裸々な青春記。東村アキコの原点はこれだったのかと納得。真っ直ぐに漫画と向き合う心意気に、亡くなられた師匠もきっと喜んでいると思います。
「とんかつDJアゲ太郎」原案:イーピャオ、漫画:小山ゆうじろう
とんかつとDJ!この組み合わせの着眼点が凄い!とんかつ屋でとんかつをアゲ、クラブのDJとして客をアゲる。二足の草鞋をはく主人公が無理なく描かれる。一見異色だが、王道の修業ものになっている。涙と笑いと人情のユニークな作品。
「ニューヨークで考え中」近藤聡乃
ふんわかしたテイストで、ニューヨークの日常生活を語る。読んでいると自分もニューヨークにいるような錯覚が。淡々とした中におかしみがあって、人間って、いいなあって思えるような安心感があります。
「ランド」山下和美
この世は本当にあるのか? 深いテーマを秘めつつ、山奥の村から始まる物語は、序盤から目が離せない。双子の行く末は? 「あの世」とは? 気になることだらけの展開に、早く先が知りたくなります。
「僕だけがいない街」三部けい
数あるタイムリープものの中でも、とりわけ切なくて引き込まれてしまう。人は何かを得る為には何かを失うしかないのか?何度生きても、取り返しのつかないことは起きてしまうのか?畳みかけるような息苦しいまでの展開に、脱帽。
「恋は雨上がりのように」眉月じゅん
バイト先のさえない中年男と彼を慕う女子高生の恋模様。ありえなさそうな設定なのに、すんなり読めてしまうのはなぜ?絵柄に情感があって瑞々しい。初恋のように初々しいふたりに、この先どんな未来が待っているのか、気になる気になる。
「高台家の人々」森本梢子
妄想癖が止まらない女主人公に、人の心が読めてしまうテレパス能力があって金持ちでイケメンな男の恋物語。この作者はよくも、こんな面白い設定を思いつくなあと感心。主人公の妄想がもくもくと画面に現れるところで、毎回笑ってしまいます。

村沢功(KADOKAWA フラッパー編集部)

「λの箱舟」秦和生
各国の情報機関が監視するほどの天才言語学者の父・そんな父に反抗的な元軍人の息子・教会育ちの助手。不器用な三人が少しずつ寄り添ってゆく姿を見守りたいです。
「あめつちだれかれそこかしこ」青桐ナツ
主人を失った家屋。家族を失った主人公。敬まわれなくなった神様(みたいな存在)。彼らがどうなっていくのか続きが気になる物語です。
「アルテ」大久保圭
さまざまな差別や制限がある時代の中で、絵画職人をめざすアルテは、とても応援したくなるキャラクター。彼女の前向きさを見習わないと。
「ダンジョン飯」九井諒子
ダンジョンの生態系やモンスターの調理法・味の描写の、妙なリアリティがスゴい。ダンジョンとグルメを掛け合わせる発想に脱帽です。
「ラーメン大好き小泉さん」鳴見なる
作者の、そして小泉さんの、ラーメン愛が溢れまくっています。
「亜人(デミ)ちゃんは語りたい」ペトス
亜人の女の子達のかわいさと、孤独・不安など彼女たちの悩みの両方が描かれ、学園ドタバタコメディでは終わらない深みがスゴい。青春ですね。
「岡崎に捧ぐ」山本さほ
自分が小学生の頃の、無邪気というよりは無分別な言動と、その一方で持っていた妙な思慮深さを思い出しました。
「恋は雨上がりのように」眉月じゅん
恋に一生懸命な女の子は、もうそれだけで魅力的です。親目線というか親戚のおじさん目線で読んでます。
「田中くんはいつもけだるげ」ウダノゾミ
無気力な田中くんと面倒見のいい太田くんコンビが絶妙。ゆるいけど濃ゆいです。
「高嶺と花」師走ゆき
庶民派女子高生とイケメン御曹司(でも残念)とラブコメディ。会話の掛け合いが楽しいです。

森川和彦(実業之日本社 漫画出版部)

「MUJIN―無尽―」岡田屋鉄蔵
豊富な知識と画力。いつも凄いです。
「だがしかし」コトヤマ
テーマ、絵柄…。ちょっと悔しいけどお見事です。

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や行

安友智(講談社 ヤングマガジン編集部)

「だがしかし」コトヤマ
駄菓子というジャンルが見過ごされていたことにハッとしました。
「アンゴルモア 元寇合戦記」たかぎ七彦
上に同じく、元寇が面白い漫画になるなんて。劣勢を楽しんでます。
「ゴールデンカムイ」野田サトル
ふんだんに盛り込まれた魅力、娯楽性の高さにうなってしまう。
「僕だけがいない街」三部けい
新刊を心待ちにしているタイトル。
「塩田先生と雨井ちゃん」なかとかくみこ
パワフルなラブコメににやにや。続きが読みたいです。

山田賢一(竹書房 まんがライフ編集部)

「Wizard’s Soul〜恋の聖戦〜」秋★枝
「スクール・アーキテクト」器械
「ニコニコはんしょくアクマ」カレー沢薫
「メイドインアビス」つくしあきひと
「ラブライブ! School idol diary」原作:公野櫻子、キャラクターデザイン:室田雄平、作画:おだまさる
気を許しすぎてつい口論になりがちな穂乃果と海未ちゃんや、9人のときより大胆なことりなど、幼馴染3人組という関係性の魅力に溢れており、やはり2年生が至高だという確信に至った。
「中卒労働者から始める高校生活」佐々木ミノル
「喧嘩稼業」木多康昭
「少女終末旅行」つくみず
「恋と嘘」ムサヲ
「聲の形」大今良時

山田翔(リイド社 トーチ編集部)

「もののけ荘のニートども」U-temo
できることならもののけ荘のみんなをずっと見ていたい。
「ドミトリーともきんす」高野文子
隅から隅まで良い本。あとがきを読みながら言い知れぬ幸福感がありました。
「九月十月」島田虎之介
駅から家までの道筋を、台詞のない縦割りコマのみで描く第1話がとても好きです。何度でも読める再読性があります。
「僕だけがいない街」三部けい
選考対象期間外ですが、第6巻での大きな転換には驚きました。タイトルの妙を感じます。
「塩田先生と雨井ちゃん」なかとかくみこ
懐かしさが一周まわって新しく感じられる絶妙な雰囲気。先生と生徒という禁断の恋ながら、禁断感がまったくしないのが平和で良かったです。
「子供はわかってあげない」田島列島
大げさな演出のない素直なコマ運びが、今は新鮮に感じられました。新興宗教や性転換などの話題を扱いながらも、きわめて爽やかな作品なのもすごいです。
「枕魚」panpanya
panpanyaさんの単行本は、装丁もご自身でされているので純度100%なかんじがたまらなく良いです。
「激 マジオチくん」遠藤マイル
大好きなマジオチ(ゲキオチ)くんシリーズの商業二作目。急遽出版が決まったとのことで、その突発性もマジオチくんらしくて良いなと思いました。
「蝶のみちゆき」高浜寛
この切ない物語の発端が、突然の病というところに人生のままならさを感じます。漫画作品としての完成度にも胸を打たれました。
「逢沢りく」ほしよりこ
暗い部屋にロウソクを灯したケーキを持って入るシーン、鉛筆ならではの温かみある闇の表現にハッとしました。

吉川大輔(秋田書店 月刊少年チャンピオン編集部)

「おしえて!ギャル子ちゃん」鈴木健也
鈴木先生の前作『蝋燭姫』が好きだったので、最初にこのタイトルが出てきた時はそれは驚いた。 好きな人にはとにかく好かれそう、という印象だった前作に対し、幅広く男性の心を虜にするような“ギャル”を描いてきた作者の手腕に拍手。 さらっとした描き方なのに、読み進めていくほどにギャル子ちゃんがどんな女の子なのかがよく分かっていく人物の掘り下げ方もお見事。
「となりの魔法少女」七葉なば
4コママンガで泣いてしまったのは久し振りかもしれない。驚いたのは女の子の日常ものの4コママンガには珍しく、物語の構成が恐ろしく緻密に出来ていたということと、それをあまり気付かれないように描いていたこと。それに気付かないくらいに、主人公をはじめとした3人の女の子の成長を描いた日常ものとしても楽しめるように完成されていたことに感服。
「ダンジョン飯」九井諒子
数々のグルメマンガが世の中に生み出されていく中、こんな視点でグルメマンガを描こうと思った九井先生の思考が素晴らしすぎる。 RPG風な世界観で荒唐無稽な設定なのに、なぜだか納得させられてしまいそうな、現世への価値観の寄りかかり方もちょうどいい。全く違和感がない。そして何よりキャラがみんな面白い。悔しいほどに非の打ち所がない。
「リクドウ」松原利光
とんでもない新人が現れた、と最初に読んだ時にド肝を抜かれた。 ページから伝わる熱量がとにかくスゴい。ぐいぐい引き込まれる。 爽やかさゼロの荒廃した世界観に、絶対に幸せになれなそうなんだけど確かに熱を持った登場人物たちが光る。目を背けたくなるような汚いものとか怖いものを、ものともせず平気な顔をして並べてくる。その力強さが魅力的。
「咲くは江戸にもその素質」沙嶋カタナ
周囲にはBLの好きな女子が多いせいか、とても親近感が湧く内容だった。 世の中でBLに騒いでいる層が多いことは知っているけれど、それがどんな風にして出来上がっているのかとか、その人達が普段どんな思考を持って日常を生きているかといったものを知りたい人にオススメしたい。 彼女たちの思考が丁寧に描かれているおかげで、江戸時代を舞台にしても何も違和感なく読めるのが素敵である。
「徒然チルドレン」若林稔弥
可愛い。とにかく可愛い。思春期の少年少女たちの日常的(?)なやりとりしかないのに、こんなにニヤニヤして、時には声を出すほどに笑えてくるのは何でなんだろう。描き分けが難しいのでは…と思えてくるほどにキャラが多いのは否めないが、読んでいるうちに全員が愛おしく見えてくる作若林先生のキャラへの愛の注ぎ方がとってもいい。
「恋は雨上がりのように」眉月じゅん
ヒロイン・橘あきらの眼力に惹かれて思わず買ってしまった。多くを語らないのに、ひたすら可愛いと思わせてくる一挙手一投足の描き方がお見事。 エピソードの見せ方も素晴らしく、「ああ、そういうこと」とこちらが知りたいタイミングで大事なことを出してくるのもニクい。おかげでとにかく続きが読みたくなる。
「東京タラレバ娘」東村アキコ
勿論、彼女たちが出会う男やそこからの展開はファンタジーだけど、作中で問われることは現実に考えてキツいことばかり。でもそんな鋭利にグサグサ刺してくる厳しさを、彼女たちのコミカルなやり取りが笑いにしてくれて、その絶妙なバランスのおかげで、キツいよりも楽しいが勝ってどんどん読み進められてしまうのはさすがの東村先生という印象。何度も唸ってしまった。
「賭ケグルイ」原作:河本ほむら、作画:尚村透
正直なところ、描かれているゲームの内容は時々よくわからなくなって置いてけぼりを食らってしまうが、それ以上に魅力的に映るのがキャラクターたちの表情! 1話毎に必ずと言っていいほどに入ってくる恍惚とした女子の表情や、普段可愛く描かれた女の子たちが見るも無残な表情になる描写などが読み手を圧倒させてくる。これが見たくて読んでいる人、多いと思う。
「阿・吽」おかざき真里
戦国武将や近代の思想家ならいざしらず、功績が文字情報以上にはピンと来ないようなはるか遠い昔の宗教家たちを、こんな情熱的なキャラクターに仕立てあげたおかざき先生の構成力に脱帽。 とにかく力強く描かれた見開きや、ページを埋め尽くすように描かれた情報の海とかも圧倒的で、他の追随を許さない強さを感じた。

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イニシャル、ペンネーム

(墨)(少年画報社 月刊YKアワーズGH編集部)

「Arcdia」Ryota-H
去年も1票入れましたか、今年もこの作品を推します。とくかくファンタジー漫画は絵が命だと私は思っていますが、この作品で描かれる人の造形と、人ならぬ者たちの姿は非常に魅力的ですね。単に綺麗とか、おどろおどろしいとかでは語れない美しさや力強さを感じます。所謂王道のファンタジー路線はいつか自分でも手がけられたらと思っているので、そういった意味でも非常に刺激的な作品です。
「RiN」ハロルド作石
なんだかんだ今年もこの作品を安定して読み返しています。主人公とヒロインたちが被ったトラブルの「怖さ」がなんだかフィクションを超えて来るものがあるのです。キャラクターを簡単に幸せにしてはいけない、という物語の作り方があると思うのですが、ほんとそこが上手くて非常に刺激を受けます。その事件を1つ乗り越えてホッとしたり、でもまだ解決できない萌芽が挿入されたり。ライバルとの対決、編集者との駆け引き、師匠との出会いなど人間関係も気になる、今最高の成長ストーリーだと思います。
「オールラウンダー廻」遠藤浩輝
自身も格闘漫画を担当していますが、話やネタに引きずられるのではなく、このキャラクターがこう考えてこう動くから、このネタないし、話が必要となるんだ、漫画の「主従」が大変明快なので、とても刺激を受けております。他のジャンルでもそうだったのですが、実際にあるものを現場を取材している漫画って、取材した10のうち1くらいしか入れられなかったりするのです。それでもやはりキャラクターがメインというのが、非常に良いし、あとホントに登場人物達が楽しそうでイイ奴らに見えて、読んでて楽しいです。
「ゴールデンカムイ」野田サトル
今年の、いつ続刊が発売になるかを楽しみにしているNo.1作品です。北海道出身者として聞いた逸話や歴史、動物達の生態がマンガとして非常に面白く物語の中で描かれていて、悔しいけどとても刺激を受けます。あと何といっても「飯」!この作品ほど料理が美味しそうなマンガは無い!最近は上手いもの食べたら「ヒンナ、ヒンナ!」と言うのが口癖です。アシリパ(※「リ」は促音で)さんと狩りをし、獲ったその場で共に喰らうの楽しそうですねえ。”オソマ”は基本入れる方向で。
「マンガで分かる肉体改造 糖質制限編」原作:ゆうきゆう、作画:ソウ
すみません、もう1つ自社作品になってしまいました。これは私が別に担当でもないのに、社販で10冊買い、身内や担当作家に配りまくった希有な作品です。弊社の誇るヒットメーカーが昨今注目を浴びるダイエット法「糖質制限」に深く切り込んで漫画にしております。私どもの職業は、漫画家さんほどではないにせよ、やはりデスクワークが主で運動不足です。更にストレスによる食べ過ぎ飲みすぎで肥満する人も多く、私もその1人でした。体重が100kgを超えそうになることもざらで、そんな時に出会ったのが、この漫画でした。連載中から注目し、早速実践したところ、見る間に体重が7kg落ちました。特に醜く出た腹が引っ込んだのが非常に嬉しかったですね。周囲の評判も良いこの本作のような、こうして人を動かす作品を手がけたいと思う刺激的な作品の1つです。
「ヴィンランド・サガ」幸村誠
そのままヴィンランドに行くと思いきや、全く別方向へ向かう一行。新たなキャラクターも増え、一難去ってまた一難。ホント息をつかせぬ展開で、かつ丁寧に各キャラクターの心情を描いていて、とても刺激的な作品だと思います。キャラクターを簡単には幸せにしない、というセオリーがこの作品にもあるような気がして、皆幸せになってくれいと巻を重ねる度に気を揉む作品でもあります。
「今日からヒットマン」むとうひろし
残念ながら、今年完結してしまった本作。ウチでも銃撃戦が出てくる漫画を担当していましたので、本作で描かれている銃撃戦描写のアイディアにはいつも唸らせられる物凄い刺激的な漫画でした。悪い奴はとことん下衆なワルで、そいつに仕掛けられた罠を主人公たちがいかにかいくぐるか、そのギリギリ感が毎巻味わえるのがこの作品の醍醐味でしたね。また新作を楽しみにしています。
「幻魔大戦 Rebirth」原作:平井和正・石ノ森章太郎、脚本:七月鏡一、漫画:早瀬マサト・石森プロ
私の編集者を目指すきっかけとなったのは「幻魔大戦」を始めとした平井和正作品であったといっても過言ではありません。最初はまさに平井&石森コンビのコミック版で、全2巻を幾度も読み返しあの衝撃ラストシーンに唾を呑んだものです。その後は小説版で追いかけてましたが今年平井先生がご逝去…しかしまさか現在、その続編がしかもこの「絵」で描かれるとは、感涙!懐かしの登場人物たちが再び幻魔と対決。いまだに刺激を受け続ける作品です。
「銀の匙 Silver Spoon」荒川弘
こちらも単行本の新刊が待たれる作品です。なんだか、「ゴールデンカムイ」と同じ理由ですが、北海道、旨い飯というのが私のスイートスポットなのかとこの文章を描きながら思い至った次第。20年近く前になりますが、馬術は担当漫画に出てくるため取材した事があり、懐かしく読まされました。主人公たちが将来を見据えた最新刊、彼らのような若者がドンドン日本の食事情を変えていってくれたらと願う日々です。

A.K(少年画報社 ねこぱんち編集部)

「LIAR GAME」甲斐谷忍
完結おめでとうございます! すごく好きな作品で、完結を機にあらためて読み返してみましたが、日々に応用出来る社会心理学漫画。脳に受ける刺激がすばらしい。
「UNDERGROUN’DOGS」黒丸
「ダンジョン飯」九井諒子
空想グルメサバイバル漫画。実在しない食材のなんて美味しそうなこと。ロールプレイングゲームに親しんだ人ならあっというまに共有出来る生活感が心地良い刺激でした。お腹すいてきます。
「乱と灰色の世界」入江亜季
最終7巻! オールキャラクター集結と分厚くぎゅっとつまった後日談、丁寧且つ圧巻の最終章でした。少女の成長が刺激的。
「東京スーパーシーク様!!」さぎり和紗
「白銀妃」睦月のぞみ
独特の会話のテンポやセリフ回しが刺激的。きゅん。
「賭ケグルイ」原作:河本ほむら、作画:尚村透
ギャンブルもの、頭脳戦のデスゲームものは出尽くしたかと思われたが、まだまだ面白い新しい作品はあった!と刺激を受けました。百合要素も魅力的です。何より赤い色遣いの装丁が美しく刺激的。

A.O(ぶんか社 第一編集部)

「なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら」CLAMP
この作品に限らず『なかよし』『りぼん』という少女マンガ誌のブランド力の強さを感じる。一度読者だった層は、「大人になって」離れただけならば、当時の作品には戻ってくるという典型。CLAMP作品読者年齢も広く、特に反響を起こした印象。
「ゆうべはお楽しみでしたね」金田一蓮十郎
スクウェア・エニックスのもつ化け物コンテンツ・ドラゴンクエストのコミック作品の中で今までと違うアプローチをした作品。男女問わず受け入れられる内容に仕上げていることで、ターゲット読者が広がっている印象。ストーリーは少女マンガだが男性でも楽しめる工夫が随所にあり、ドラゴンクエストという作品への敬意を感じられる。自社コンテンツの活用について考えた。
「アルテ」大久保圭
主人公のキャラクターメイクに引力があり、気持ちよく作品の中に入っていける。こういった方向性の作品は、作者の意図が表に出すぎてくどくなる場合も多いが、バランスよく作れている。表紙や帯も世界観を増幅させるのに一役買っている。良い仕事と感じた。
「イベリコ豚と恋の奴隷。」SHOOWA
キャラクターや大まかな設定などはBLではそこまで珍しいものではないものの、ストーリーのテンポがよい。また、「イベリコ豚」という言葉の活かし方や、詳細な設定などに作者のセンスが光る。同作者の作品の中でも個性が良い意味で生きた作品。こうした作品を作っていきたい。
「ダンジョン飯」九井諒子
近年人気のRPG物の中でも群を抜いて面白い。着眼点が素晴らしいの一言。表紙デザイン、帯も作品の味をよく生かしており、編集者・デザイナーの仕事の良さも印象に残った。
「宝石の国」市川春子
近年の女性向けSFファンタジーの中で抜きんでて作者性が高い。表紙のデザインも作品をさらに印象づけており、デザイナーの仕事が光る。4巻の特装版のふろくも作品の世界観にあっていて好印象。ただの「販促」ではないグッズ展開が印象に残った。
「応天の門」灰原薬
キャラクターメイクが秀逸で、歴史上の人物という縛りが良い意味で生きて、魅力的な人物像が完成している。ストーリー展開のメリハリや構図などによる見せ方などもセンスが良い。歴史ものの料理方法について考えさせられた。
「恋愛ルビの正しいふりかた」おげれつたなか
作品のドラマ性が高く、作家のセンスが光る作品。デビュー作ほどの勢いはないが、その分磨かれて安定感が出ている。こうした「話を作る力」のある作者がどんどん出てくると良いと感じた。
「私がモテてどうすんだ」ぢゅん子
近年増えているヲタク女子を主役にそえた作品の中で、主役が出張り過ぎない適度なバランスでストーリーが進行していて「読者をわかっている」と感じた。
「血界戦線」内藤泰弘
内藤泰弘人気作品の10巻目。アニメ化も決定し、勢いが出たタイミングでの単行本。味付けの強い作者の個性が十二分に発揮された作品。個性が弱い作家が量産されやすい中で、個性が強い作家が元気でうれしい。

A.T(KADOKAWA 電撃マオウ編集部)

「バトルスタディーズ」なきぼくろ
著者の実体験がネタ元のマンガはやっぱりおもしろい。体育会系の上下関係って、当時はイヤでしょうがなかったけど、大人になったらやたらと笑える不思議。
「ヒストリエ」岩明均
すでに名作なんですけど、今年発売した9巻で、あらためてそう思いました。感動とか、ロマンとか、いろんなものがつまってます。
「僕だけがいない街」三部けい
軽い気持ちで1巻を読んだら、ストーリーに引っ張られて既刊を一気読みしてしまいました。「続きが気になる!」ってステキなことだと思いました。

AY(講談社 Kiss / BE・LOVE編集部)

「うちの魔王かみませんよ」おとうさん
新たな魔族のいじり方を見た。
「ふつつかものですが。」海野サチ
キャラクターの躍動感。
「ダンジョン飯」九井諒子
ロマン欲が疼く。
「先生の白い嘘」鳥飼茜
すごく大事なことを著そうとしている。
「女の友情と筋肉」KANA
漫画の表現の奥深さ、広さを感じた。
「月刊少女野崎くん」椿いづみ
キャラクターの力が半端ない!
「服なんて、どうでもいいと思ってた。」青木U平
タイトルがまさに直球勝負。
「未知庵の」未知庵
表紙のエネルギーがすごい。
「田中くんはいつもけだるげ」ウダノゾミ
けだるさも、ここまでくるとすがすがしい。
「逃げるは恥だが役に立つ」海野つなみ
テーマの描き方。

CA(リブレ出版 コンテンツ制作部)

「In These Words」Guilt|Pleasure
悪魔的な作画と世界観に絶対ハマってしまうはず。
「NARUTO-ナルト-」岸本斉史
幸福すぎるラスト、15年間有難うございました…!
「かくかくしかじか」東村アキコ
号泣、感動しかない!
「すもうねこ サケと泪と男とちゃんこ」はすまる
大好きな癒しエンタメ★
「手紙物語」鳥野しの
きゅんきゅんしました★
「新装版 寄生獣」岩明均
今読んでも新しくて衝撃。
「東京タラレバ娘」東村アキコ
リアルすぎて自分を見ているようです。
「波よ聞いてくれ」沙村広明
心地よいテンポにずっと浸っていたい。

F(幻冬舎コミックス 月刊バーズ編集部)

「わたしは真夜中」糸井のぞ
ふわりと真綿で心地よく締められるような不思議な気持ちになる漫画。
「アルテ」大久保圭
緻密に描きこまれた世界と等身大の人物の融合がきっちりしていて惹きこまれる。
「ニーチェ先生〜コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた〜」原作:松駒、漫画:ハシモト
ショートギャグながらも次々とページをめくりたくなる完成度の高さが心地いい。
「ネト充のススメ」黒曜燐
縦スクロール漫画「comico」作品。ネット世界と現実世界のバランスが素晴らしい。きちんとドキドキできる恋愛漫画。
「夢の雫、黄金の鳥籠」篠原千絵
女性が好むメロドラマと新鮮な驚きがふんだんに盛り込まれている。安定と満足の一冊。
「蟲姫」原作:外薗昌也、作画:里見有
すごく嫌いな虫の漫画だけど、すごく気になってついつい読み進めてしまう。

F.S.(小学館 週刊少年サンデー編集部)

「ちおちゃんの通学路」川崎直孝
「ダンジョン飯」九井諒子
「ブラッククローバー」田畠裕基
「恋は雨上がりのように」眉月じゅん

H.I.(LINE株式会社 LINEマンガ編集部)

「あいこのまーちゃん」やまもとありさ
ここに至るまでの彼女の意思の力に何より刺激を受けました。 過激なイメージが先行しましたが、作品は中学生の性への戸惑いといったセンシティブな内容を丁寧に描かれています。装丁もとっても可愛いです。
「シンギュラー」青木優
SFという舞台設定なども難しいジャンルで、しっかりとした土台を作りリアリティをもって創作されている誠実な作品でした。
「ホクサイと飯さえあれば」鈴木小波
ご飯を作る過程の描写がとても豊かで引き込まれます。作家さんの食と画作りへのこだわりを感じます。
「ムシヌユン」都留泰作
膨大な知識や経験から生まれる唯一無二の世界に圧倒されます。凄いです。
「モッシュピット」今野涼
作者さんの音楽や青春へ思いをぶつけた作品でこちらが恥ずかしくなるような熱量です。 作画も力強く、絵が与えるパワーを改めて考えさせられました。
「亜人」桜井画門
ストーリーは勿論、画面構成、演出全てがハイセンスで特に台詞回しの秀逸さには毎回ため息が漏れます。 踏襲されてきた漫画セオリーも壊していってそれでいてまた物凄く面白い。カッコよすぎます。
「恋は雨上がりのように」眉月じゅん
女子高生と中年オジさんという1歩間違えば気持ち悪くなるような組み合わせをここまで瑞々しく爽やかに描かれるなんて。側で応援したくなる憎めないキャラクター達。とってもトキメキました。
「水色の部屋」ゴトウユキコ
読んでいて苦しいけれど読まずにはいられない。その場の空気や温度まで伝わってきそうな描写が素晴らしいです。
「煉獄のカルマ」原作:春場ねぎ、漫画:廣瀬俊
クズすぎるキャラクター達の描写が生々しく冒頭目を奪われました。新しい事をやってやろうという気概が感じられる作品でした。
「辺獄のシュヴェスタ」竹良実
容赦のない展開、迫力。きっとみんなが悔しがる位の歴史大作になるのではと思いました。

H.S(コルク)

「BLUE GIANT」石塚真一
石塚さんのマンガへのドロドロとした熱量が盛り上がるシーンを通じて伝わってきて、編集者というより人間として刺激を受けた。
「あれよ星屑」山田参助
猥談のほうが、直接描写よりも興奮しうるという刺激。
「ダンジョン飯」九井諒子
多くの書店員さんに愛されていて、羨ましい作品。ギャグ好きもゲーム好きもグルメ好きもみんな好きなんて、ずるい!素晴らしい!
「乱と灰色の世界」入江亜季
これくらい人を幸せな気持ちにするマンガを編集したい。
「僕のヒーローアカデミア」堀越耕平
ジャンプの看板として、「私がきた!」とマンガ自体からも気合が感じられて、毎週読んでいると元気がわく。伝説の誕生を目の当たりにしている刺激。
「刻刻」堀尾省太
クオリティを維持したまま、傑作として完結したことは、凄く刺激をうけた。
「子供はわかってあげない」田島列島
淡々と描かれる会話劇だけがもつ切れ味は、刺激的。
「波よ聞いてくれ」沙村広明
挑戦する刺激を、こちらに煽ってくるような作品。
「空也上人がいた」新井英樹、原作:山田太一
新井さんの新境地に刺激をうけた。
「辺獄のシュヴェスタ」竹良実
いろんな感情よりも先に、次の巻を読みたい!という気持ちが純粋に湧き上がり、これからの新人探しへのモチベーションの刺激になった。今年一番の豊作。本当に凄まじい新人だと思う。

J.O(リイド社 コミック乱ツインズ編集部)

「GROUNDLESS」影待蛍太
戦場となる架空の島国「アリストリア」の設定が分かりやすくてシンプルで良いなと思いました。しかもそれを見開きだけで説明しきっているのが凄いです。それにしても復讐を決意した女性が美しく描かれています。
「じこまん〜自己漫〜」玉井雪雄
30〜40代の、生きる目標がブレにブレまくりつつある人間にとって、大きな指針となる…気がする。無理して仕事で満足を得なくていいんだ、という視点はとても斬新でありがたい。
「ねこまた。」琥狗ハヤテ
侍×かわいい何か(あやかし敵なもの)……というテーマには常々挑戦したいと思っていたので。しかもこの作品ははきちんと(?)ヒットしていて、大変参考になります。
「ケダマメ」玉井雪雄
著者独特の物語感、世界観が剥き出しになっていて、表現者としての魂を感じます。
「ゴールデンカムイ」野田サトル
不死身の日本兵と、アイヌの可愛い少女の組み合わせ…隠された金塊…脱獄囚…陸軍師団…土方歳三……アイヌ料理。物語を構成する要素すべてにワクワクします。
「乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ」大西巷一
女性のキャラが魅力的です。純粋無垢な女の子の纏うオーラが、戦場という異世界では、より一層輝いて表現されていると思います。
「少女決戦オルギア」江島絵理
本格的なバトル漫画なのに、ほぼ女の子キャラしか出て来ないのが意外でした。それなのに、凄い残酷でヒリヒリします。しかもみんな可愛い。
「現代魔女図鑑」伊咲ウタ
数年前に、某占い師が「魔女の時代が来るよ」と言っていたのをなぜか思いだしました。この作品は、ボーイミーツガールの描写が秀逸で、「男の子は女の子に魔法を掛けられて成長するんだな」と、ナチュラルに納得しました。

K(小学館 プチコミック編集部)

「37.5℃の涙」椎名チカ
ほとんど漫画を読まないであろうママ友たちがみんな読んでますシリーズその2。子どもが熱を出した時に、編集部の後輩が「37.5℃の涙なんですね」とキャッチーに理解してくれるようになった。それだけで、静かに働く母親の世界を変えたのではないかなと感謝する作品。
「たそがれたかこ」入江喜和
40代の希望と絶望のブレンド具合が絶妙。娘の一花の揺れる10代っぷりも、おろおろしながら見守ってます。
「ちはやふる」末次由紀
まさか太一がここで・・・!?という展開でまた人間関係に変化が出て今すごく面白いです。
「コウノドリ」鈴ノ木ユウ
ほとんど漫画を読まないであろうママ友たちが結構読んでます。まずそれがすごい。漫画業界のすそのを広げてくれています。男性誌で出産にまつわるドラマという難しいネタに挑戦しているのも更にすごい。
「ヲタクに恋は難しい」ふじた
会話のオタクらしいリアル感が、恋愛の生々しさに直結しているなあと思います。
「僕のヒーローアカデミア」堀越耕平
素直に楽しい、わくわくする。主人公が強くなっていくのを応援しながら読めるって幸せです。
「子供はわかってあげない」田島列島
90年代のカルチャーがリミックスされていて、ピュアな10代の頃を思い出して浸りたい30代読者ほいほいですね。
「弟の夫」田亀源五郎
時代の流れと作者のライフワークがうまく合致した良作。それでいながら、LGBTにリテラシーのない読者にもきちんとドラマを読ませる作りですごいです。
「波よ聞いてくれ」沙村広明
あふれかえるクソおしゃべり(褒め言葉)がとにかく快感!
「透明なゆりかご」沖田×華
描くべきドラマがあるだけで、漫画は成立するというのを毎回感じさせてくれます。

K.M(アプリックスIPホールディングス COMICメテオ・ポラリス編集部)

「チチチチ」クール教信者
よくこの表紙で出せたなぁ、と驚愕。レジに持っていきにくいのなんの。でも買いました。いつのまにか知り合いも買ってました。表紙のインパクトって重要だよなぁ、と再認識。
「水玉ハニーボーイ」池ジュン子
添い寝シーツ風ポスターが芽衣ちゃんじゃなくて藤くんなんだもの。新しい扉が開けちゃうでしょうが(笑) こういう楽しい販促を考えなきゃなぁと刺激になりました。
「部長はオネエ」ながべ
同僚から借りたのですが、最初は「ニッチ過ぎる!」と笑いました。でもむしろ、こういう作品はもう「ニッチ」じゃないのかも……? 柔軟に考えた方がいいのだなぁと刺激を受けました。

K.S(秋田書店 月刊少年チャンピオン編集部)

「ちおちゃんの通学路」川崎直孝
「登校」だけに特化するってすぐにネタ切れ起こしそうですが、毎回魅せる作者の力量が素晴らしいです。
「ゴールデンカムイ」野田サトル
今一番ワクワクする漫画活劇。
「ザ・ファブル」南勝久
話のテンションの絶妙さ。安定感。
「ダンジョン飯」九井諒子
料理漫画もココまで来るとどうなんだと思いましたが、読んでみたらホッコリしてしまいました。
「リクドウ」松原利光
「あしたのジョー」みたいなノリは古臭いようで逆に現代にマッチしてました。
「火ノ丸相撲」川田
これぞ少年漫画。こういった漫画がジャンプの中心になってほしいです。
「磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜」仲間りょう
こういったギャグ漫画がシンガリに控えている雑誌は強いです。

KK(ワニマガジン社 COMIC華漫編集部)

「ちおちゃんの通学路」川崎直孝
帯のタタキ文句「エクストリーム登校コメディ」はまさに言葉通り。女子高生が登校するだけという限定的すぎる条件でここまでバリエーションを拡げて面白く描く筆者のスキルに脱帽しました。「ゲーム脳発動!」「SAN値が削られていく(S=したいです A=安西先生 N=尿が)」などの言葉ギャグも好きです。
「アラサーちゃん 無修正」峰なゆか
恋愛関係でふと生まれるイヤラシい心理を逃さずツッコむ小気味よさは今回もキレまくってます。最新刊の帯で50万部達成と書いてありましたが、さらに100万部くらい売れて欲しい作品です。
「剣術抄」とみ新蔵
筆者の経験から導き出された実戦剣術の奥義が素人にもわかりやすく描かれている。しかしその奥義が実は常識的イメージの日本剣道とは全く真逆を行ってるという意外性に引き込まれました。読めば臍下三寸の丹田に気を込めて歩きたくなる一冊です。弟子の復讐譚パートと「チャンバラ版テルマエ・ロマエ」とも言うべきタイムスリップ異国剣戟パートの噛み合ってなさに最初は違和感を覚えましたが著者の天然センスと思うと気にならなくなりました。まさにワンアンドオンリーの作品です。
「清野とおるのデス散歩」清野とおる
街を歩いててふと目につくちょっとだけ気になる物事。そのまま通り過ぎれば忘れてしまうような事を掘り下げたら深く濃密な人間模様が広がっている。何事も興味と好奇心をもって掘り下げていかないと面白いものは出てこないということを改めて学びました。筆者のアンテナと取材力は素晴らしいです。

M(講談社 ARIA編集部)

「ゴールデンカムイ」野田サトル
魅力的なキャラクターとわくわくさせる謎解き。王道を行きつつ、新しい…そんな言葉で説明しなくてもただただ面白い!こんな作品を作れたらなあと思います。
「ストレッチ」アキリ
「ストレッチ」という目の付け所にはっとしました。いろいろありそうな女子2人の、ドラマの見せ方のバランスも上手いと思います。
「ベルリンは鐘」ニャロメロン
ニャロメロン先生の味を商業誌的枠にはめてみる、という挑戦作だと思います。むき出しのニャロメロン先生100%がいいという人ももちろんいるだろうが、その挑戦はすばらしいと思います。
「ワールドトリガー」葦原大介
世界観の設定の複雑さが絶妙にうまい。あれだけ大人数のキャラクターを作り出し、魅力的に描き分けられるのもすばらしい。ファンタジー、SF的作品を作るときにお手本にしたいです。
「女の友情と筋肉」KANA
イロモノキャラかと思いきや、読み終わるときにはヒロイン3人のことが好きになってしまう。そんなキャラクター作りが見事です。
「岡崎に捧ぐ」山本さほ
観察眼の鋭さとギャグセンスが良い。女子向けでもこういうホビーあるあるイケるんだなーと気づかせてくれました。
「東京タラレバ娘」東村アキコ
もっと若いときに読んだらダメージが深すぎて死んでいたかもしれない…。リアルを描きながらそれでもマンガ的幸福な結末を期待させてしまうところが心にくいです。
「監獄学園」平本アキラ
そのギャグセンスはもちろん、ベタを踏襲しつつ新しいものを常に生み出す姿勢を尊敬しています。そしていつも表現の限界に挑戦していて勇気づけられます。

M(講談社 週刊少年マガジン編集部)

「ゴールデンカムイ」野田サトル
残酷でシリアスなメインストーリー、コミカルなキャラクター同士のやりとり、薀蓄も入った面白いグルメ描写。それぞれがともすれば唐突に組まれているにもかかわらず成り立っている、絶妙なバランス感覚に驚く。
「ダンジョン飯」九井諒子
まず発想(企画力)の勝利。しかしそれだけに終わらないネタの量と、淡々としたストーリーを逆手に取ったコメディでまったく飽きさせない。素晴らしい。
「ホクサイと飯さえあれば」鈴木小波
掲載誌を移しての再始動。主人公が苦学生となったことで、料理にもその背景や事情が反映されてより物語と沿うようになった。作りたくなる。
「二次元JUMPIN’」高橋ツトム
『寄生獣』のカット引用のみで作られた見開きには驚いた。
「亜人(デミ)ちゃんは語りたい」ペトス
著者の絵柄に合った企画とキャラクターたちが、魅力を最大限に引き出している。
「恋と嘘」ムサヲ
たった一つの設定だけで、「どう転んでも悲しい結末が待つ運命」と「圧倒的に羨ましい少年にとっての夢の状況」を作り上げている。針の穴を通すような正確さで射たワンポイント設定の凄さを感じさせる。
「零崎軋識の人間ノック」原作:西尾維新、漫画:チョモラン
同人誌時代から知っている著者だったが、まさかチョモラン氏とこの作品とが組み合わさるとは。狩る者と狩られる者の絶妙な距離感の描写はまさに本作のコミカライズに最適で、マッチングの妙に悔しくて頭を抱えた。

M(リブレ出版 ビーボーイ編集部)

「RiN」ハロルド作石
マンガを描くっていうこと自体、メンタルとフィジカルの両方を酷使する、修行みたいなものだから、そこから魂の深淵的な部分をかいま見ることもあるんだろうなと、とても納得できてしまう。とにかく読むたびにゾクゾクする面白さ。
「アフリカのサラリーマン」ガム
サラリーマンあるあるで共感、動物設定で突き放されと、読み手として弄ばれてる感が気持ちいい。Webマンガらしいフリーな感性にズキュンと来た。
「プリンセスメゾン」池辺葵
登場人物の暮らしがとってもリアルで、織りなされるストーリーは突きつけてくる部分とそれを乗り越えて行く希望に満ちていてズンとくる面白さ。美しい背景にも心が満たされる。家を探すことは人生を探すことなのか、と腑に落ちた。マンションを買うためのお役立ち情報も満載ですごく良い本!
「ヨーソロー!! ―宜シク候―」三島衛里子
太平洋戦争中の航空隊が舞台というのもあって、男くさい感じなのだけど、戦いの中にある生活を読ませてくれるのが新鮮。終戦70年という節目にこのマンガを読めて嬉しかった。育ちの良い女王様っぽいキャラがいるのもこの後の展開が楽しみなところ。
「北の皇子と南の魚」今市子
今年はいろんな先生がファンタジー作品を手掛けていたように思うのだけど、やっぱり今先生のファンタジーは極上。美しい衣装や文化がデザインされ、恋愛要素もありつつ、謎解きの達成感も読めて、これだけ作りこまれているのに1話完結というもったいなさ。何度読んでも新鮮な読み心地を得られるのが本当に不思議。
「地獄のガールフレンド」鳥飼茜
女の心にブスブス刺さって来る展開やセリフで、もうやめてくれと思う反面、それが快感。やっぱり面白い。
「手紙物語」鳥野しの
物語を紡ぐことの自由さを感じた。キラキラした破片のようなエピソードは手のひらのせてずっと眺めていたくなるよう。特に中世が舞台のお話では少年のいとけなさにキュンキュンさせられた。純粋でまっすぐなものを信じたくなった本。
「波よ聞いてくれ」沙村広明
会話がとにかく面白くて、長文セリフをガツガツ読みたくさせられるのがすごい。クセのあるキャラ同士がぶつかっていく様は格闘技のよう。読めばたちまち熱血漢になれる。
「白エリと青エリ」関根美有
高校生の主人公が、大家族の一人一人を観察し、それぞれの仕事への取り組み方を知って行く。働くってことをこんなに真面目に考えたことなかったなー、働くって生きるってことなんだなーと実感。
「花井沢町公民館便り」ヤマシタトモコ
外界から隔離された花井沢町では、不条理な状況下でも町人たちの暮らしは続く。住人の悲喜こもごもがエグくもドライに描かれており、その心臓のツツき具合が絶妙。心に寄ったり引いたりが自在にできるところがすごい。

M(KADOKAWA ハルタ編集部)

「となりのロボット」西UKO
「りとる・けいおす」涼川りん
「ゴールデンカムイ」野田サトル
「リクドウ」松原利光
「子供はわかってあげない」田島列島
「宇宙を駆けるよだか」川端志季
「星空のカラス」モリエサトシ
「服なんて、どうでもいいと思ってた。」青木U平
「決してマネしないでください。」蛇蔵
「百年結晶目録」青井秋

M(小学館 ビッグコミック編集部)

「ReLIFE」夜宵草
スマホ・縦割りスクロールにおけるネームの割り方の有り様に、すごく注目してしまいます。(従来の紙の雑誌における見開きで「ミエを切る」ことができないので)。※内容に触れずすみません。
「やわらかい。課長 起田課長」カレー沢薫
不愉快にさせない変態さ表現がスゴイです。
「ダンジョン飯」九井諒子
大きな嘘を、後付けで詳細を詰めていく過程がすごいです。グルメマンガの顔をして、たぶんグルメマンガじゃないスゴサ。
「プリンセスメゾン」池辺葵
主人公にあまりしゃべらせないところがいいです。
「東京タラレバ娘」東村アキコ
2020年には…という日本人の琴線に触れる未来の時間軸のコンセプトはもちろんですが、時間(歳)というどうにもならないところを刺激するネームは、アラサー女子ならずとも全人類を殺しに来てます。
「賭ケグルイ」原作:河本ほむら、作画:尚村透
クルイの塩梅が素敵です。主人公(ヒロイン)の、いっちゃってるキャラが、一歩間違えると主人公然としなさそうなので。クルイの塩梅がすごいです。

M.I(小学館 スピリッツ編集部)

「セトウツミ」此元和津也
ものすごい構成力なのに、すごくスラスラ読める。

M.S(講談社 なかよし編集部)

「GANGSTA.」コースケ
息もつけない急展開続きに次巻が気になって仕方ないです。キャラクターがそれぞれ背負っている過去が気になります。
「かくかくしかじか」東村アキコ
今年で一番泣けた漫画でした。特に最終巻は涙なくしては読めません。読み終えたときに恩師に会いにいきたくなります。
「ふしぎの国のバード」佐々大河
明治初頭の日本の姿をリアルに描いていて、大変興味深かったです。主人公のイザベラ・バードや伊藤のキャラクターも大変魅力的です。
「ロマンチカ クロック」槙ようこ
中学生たちの青春のキラキラや主人公の杏花音の幸せオーラ、そしてなんといっても双子の蒼のクールなかっこよさ。これぞ少女漫画!という輝きにあふれていて大好きです。毎月次号が待ちきれません。ラストがとっても気になります。
「四月一日さんには僕がたりない」遠山えま
ラブホが舞台の少女漫画という新しさ! 一見ゆるふわなのに女遊びの激しい終のキャラも新鮮ですが、それに負けず天然ぶりを発揮する主人公のキャラの強さも魅力です。この先の二人の恋の展開が気になります。
「小学生のヒミツ」中江みかよ
大人が読んでも面白いです。小学生たちの友情・恋がリアルで甘酸っぱくて、いい大人なのですが毎月あの頃の気持ちを思い出してドキドキしながら読んでいます。
「山羊座の友人」原作:乙一、漫画:ミヨカワ将
シーンの切り取り方や演出力が素晴らしかったです。印象的なシーンがいくつもありました。装丁と帯も蛍光色が生きていて店頭で目を引きました。
「恋と嘘」ムサヲ
斬新な設定と先が気になる展開、女の子の可愛らしさ、ネット漫画の特性を生かしている点など、素晴らしい作品だと思います。
「東京タラレバ娘」東村アキコ
とにかく身につまされます。これほどリアルにアラサーに現実をつきつけてくださる漫画はないと思います。いつも痛楽しく読ませて頂いています。
「私たちには壁がある。」築島治
幼馴染同士がだんだんお互いに意識していく様子が自然に描かれているところが好きです。壁ドンされたからといってすぐに意識したりはしない主人公がリアル。ヒーローの性格も可愛らしいですし、三角関係も見どころです!

M.S(実業之日本社 漫画出版部)

「DAYS」安田剛士
サッカー初心者の主人公が人一倍努力して成長していくという王道中の王道作品。 主人公の青年は友達も少なくいじいじしているいじめられっ子だけど、とにかくに真面目でピュア。そのピュアさに心を打たれ、泣ける場面が多数出てきます。 拙さから周りに理解されず、どんくさいだとか、不器用だとか言われることが最近はカッコ悪いとされていますが、どれだけ不器用でもどんくさくても自分の道を進んでいこうとする主人公に感動を覚えます。

MH(双葉社 漫画アクション編集部)

「Love&Peace〜清野とおるのフツウの日々〜」清野とおる
こんなにセキララに描いてしまっても大丈夫なのかと、ハラハラドキドキします。
「その「おこだわり」、俺にもくれよ!!」清野とおる
全て気軽にマネが出来るネタばかりで、清野さんは新たな鉱脈を見つけたと思います。
「アル中ワンダーランド」まんしゅうきつこ
命を削って描いていると思います。
「カツシン〜さみしがりやの天才〜」吉本浩二
ドキュメンタリーの表現方法として、再現ドラマや活字ではある程度の限界がある事に気付かせてくれる作品です。
「チェイサー」コージィ城倉
まったく新しい視点からの手塚治虫の描き方、素晴らしいです。
「ハルモヤさん」まんしゅうきつこ
地方都市の絶望的な雰囲気が嫌というほど伝わってきます。
「リバースエッジ 大川端探偵社」原作:ひじかた憂峰、作画:たなか亜希夫
ゴールデンコンビによる読み切り連載作。毎回毎回新機軸を打ち出そうとしていて、驚かされます。
「学校へ行けない僕と9人の先生」棚園正一
渾身の作品。この作品が棚園さんの最高傑作にならない事を祈ります。
「清野とおるのデス散歩」清野とおる
清野さんの引きの強さにドン引きする一冊です。

miku(久保書店/あまとりあ社 編集部)

「ニンフ」今日マチ子
良質なサブカルコンテンツを量産できる太田出版さんにしかできない仕事02
「モウイイカイ?」海野螢
良質なサブカルコンテンツを量産できる太田出版さんにしかできない仕事01
「レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ」山本直樹
作家・佐藤優も薦める大傑作。文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞。
「ワンダー・AZUMA HIDEO・ランド」吾妻ひでお
吾妻さんを忘れては絶対にいけない!
「世界の終わりのいずこねこ」西島大介
ミルキィ・イソベ氏の造本力が光る!
「新装版 アカシアの道」近藤ようこ
青林工藝舎さんからでる本はどれも見逃せない。
「春風のスネグラチカ」沙村広明
良質なサブカルコンテンツを量産できる太田出版さんにしかできない仕事03
「異物混入 駕籠真太郎高濃短編集」駕籠真太郎
サブカルのニュースター、駕籠真太郎!

mmng(シュークリーム FEEL YOUNG編集部)

「さよならガールフレンド」高野雀
漫画読みに捧ぐ漫画!読後のカタルシスがとても気持ちのいい作品たち。コミティア参加者はまだまだ可能性を秘めている…と改めて痛感しました。
「そうだ、食べ放題いこう。」西つるみ
食レポ漫画として「作家&編集者」のコンビがこれほどに絶妙なものも多くないと思います! 行ってみたい!と思う描かれ方で、ガイド本としてもたいへん有用。
「なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら」CLAMP
描き下ろしのカバーイラストも当時の雰囲気まま、装丁も懐かしいあのコミックスを思い出されるつくりで、記念発売にふさわしい形だなと思いました。
「ダンジョン飯」九井諒子
考えてもみなかった発想にただ脱帽です。
「トクサツガガガ」丹羽庭
日本中に潜む、全隠れOTAKUの代弁者あらわる…!
「ラブホの上野さん」原案:上野、漫画:博士
ツイッターの呟きから漫画となる流れは今後もおきうると思うので、企画として参考になった。
「地獄のガールフレンド」鳥飼茜
1話がおよそ16Pとは思えない濃い読みごたえ。毎回名言がとびだしまくりで、ときに心をえぐられ、モヤモヤをつまびらかにされ、「女」であることを叩き付けられる、それでもなんでかスッキリとしてしまう、なんと痛快な1冊か!
「女の友情と筋肉」KANA
ひたすらに笑えて、どこか愛しくなる不思議な女子たちには衝撃としか…(笑)。
「漫画家ごはん日誌」はらぺこ編集部
総勢50名の作家さんそれぞれが十人十色で紹介した「ごはん」にまつわるお話は大変読みごたえがあった。食に関しては意外と知られていない許斐 剛先生のインタビューも興味深かったです。
「累 —かさね—」松浦だるま
「美」についてを問う作品は多いが、主人公がここまで醜いからこそ伝わってくる執着や憎悪がいままでになくおそろしい。美しく生まれたが故に苦しむ野菊を対極において、これからどうなっていくのか手に汗握る。

naka(リイド社 トーチ編集部)

「たりんたらん」杉本萌
ギャグがキレすぎなぐらいにキレている良作。出会えて嬉しかった。
「ふたりごと 戦国夫婦物語」藤見よいこ
前作『ふたりじめ』に続き、1編20ページぐらいで武将の紹介、時代の紹介、そして夫婦間のドラマを描く力量にただただ驚いた。素直にいい話だと思えるやさしさに充ちた描き方も好印象。
「アル中ワンダーランド」まんしゅうきつこ
どうかしているよ、と思いつつも現実だと思うと読まずにはいられなくなる展開の連続。コミックエッセイですが、最高のエンタメでした。
「ダンジョン飯」九井諒子
企画として似たようなものを考えてはいたのですが、本作を読んでみて唖然とした。ゲームとモンスターと飯をここまで見事に昇華できるとは…。ものすごい作家さんです。
「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」浅野いにお
リアリティへの追求が現役の漫画作品の中で突出している。
「ドミノキック 並べられたドミノをキックしたらどうなるのかしら?」下神木るこ
キャラと設定ですでに面白い。
「ヲタクに恋は難しい」ふじた
リズム、ネタ、絵柄、すべてのバランスに脱帽。各キャラの配置も完璧でした。
「不死の猟犬」八十八良
アメリカのドラマ並に世界観が強固かつ、毎話どんな話が展開されるのか読めないところもよかった。絵もうまい!
「圏外プリンセス」あいだ夏波
徹底した”かわいくなさ”が素晴らしい作品でした。
「百年結晶目録」青井秋
静けさの中に潜む滋味がしっかりと感じられる。それとセリフが印象的でした。

OT(KADOKAWA ドラゴンエイジ編集部)

「いぬやしき」奥浩哉
漫画表現の限界に挑み、それを達成していく凄さ。
「ダンジョン飯」九井諒子
とにかく、切り口の上手さ。そこがあったかというツボの突き方が素晴らしい。
「バトルスタディーズ」なきぼくろ
野球漫画の懐の深さ。まだまだ野球には奥があるってのを見せてもらいました。
「モンスター娘のいる日常」オカヤド
エロの幅はまだ広がり、隙間なんかじゃくて、隙間から広げることを教えてくれました。
「ラーメン大好き小泉さん」鳴見なる
食漫画もキャラだと改めて確認。
「予告犯-THE COPYCAT-」原案:筒井哲也、漫画:小幡文生
現代に意義を問う、そういうメッセージがある作品は、描かれ続けるだけで意味があると思う。
「僕のヒーローアカデミア」堀越耕平
少年漫画が大事なことを教えてくれる。努力、友情、勝利の結晶。やっぱり熱いのはいい!
「岡崎に捧ぐ」山本さほ
全アラサー必読の書。ファミコン、スーファミ、エトセトラ。ノスタルジーだけじゃない面白ネタも満載で漫画って楽しいと素直に言える。
「新世紀エヴァンゲリオン ピコピコ中学生伝説」河田雄志×行徒、原作:カラー
あそこまでやってくれると、もう言うことなしです。

R.U(講談社 月刊少年シリウス編集部)

「RiN」ハロルド作石
「だがしかし」コトヤマ
「コンプレックス・エイジ」佐久間結衣
「火ノ丸相撲」川田
「響〜小説家になる方法〜」柳本光晴

RG(リブレ出版 マーケティング&オペレーション部)

「7SEEDS」田村由美
世界観が圧巻
「In These Words」Guilt|Pleasure
画力のレベルが飛び抜けている
「ちはやふる」末次由紀
ぶれない
「抱かれたい男1位に脅されています。」桜日梯子
若い子の感性を感じる

S(スクウェア・エニックス ビッグガンガン編集部)

「ラーメン大好き小泉さん」鳴見なる
「恋は雨上がりのように」眉月じゅん
「賭ケグルイ」原作:河本ほむら、作画:尚村透

S(シュークリーム FEEL YOUNG編集部)

「うちの妻ってどうでしょう?」福満しげゆき
7巻で完結だと知った時、なんで『うち妻』終わってしまうん…?と、業界関係者らしからぬぼーっとした感想をいだきました。ショックという名の刺激を受けました…。
「さよならガールフレンド」高野雀
カバーに描かれた工場とスクーター、そして主人公の硬い表情。そのどれもが田舎特有の鬱屈とした空気をあらわしていて、こんなにも忠実に表題作を表現したカバーイラストがあろうか、とそのディレクションに刺激を受けました。
「そうだ、食べ放題いこう。」西つるみ
助っ人編集部員として食べ放題取材に参加して、その上で作品を読み、西先生の着眼点&デフォルメ力&食べ物の筆致に毎回驚かされました。人となりをビジュアルに落とし込むのがとても上手い…!
「アルテ」大久保圭
巻を重ねても衰えぬ筆致…! 背景って大変だけどあればあるだけ素敵だよね…とあらためて思わされる作品。
「レトルトパウチ!」横槍メンゴ
エロってなんてピースフルなんだ!漫画って漫画なんだよね!ありえないって楽しい!…と心を底抜けに明るくしてくれる良い漫画。幸流の上気した顔がちょうかわいい。直接的に刺激的です。
「漫画家ごはん日誌」はらぺこ編集部
月刊誌の1P企画が1冊になるとこんなに豪華…とその輝きを目の当たりにしたので。

S.K(コアミックス 月刊コミックゼノン編集部)

「エンバンメイズ」田中一行
「絶対狙った所を外さないダーツプレイヤー同士が戦ったら、一体どうやって決着を付けるのか。それは…!?」この設定だけで読み手の興味をグイグイ引きつける傑作。心理戦の面白さ、キャラクターの濃さ、どちらも一級品!! 個人的に今年初めて知った作品では一番刺激受けた作品です。
「キングダム」原泰久
前回に引き続きの投票。巻数を重ねても面白さが全く落ちる事がない、驚異的な作品。全ての面で刺激受けまくりです!!
「トクサツガガガ」丹羽庭
丹羽庭先生の“パワフルな漫画力”と、隠れオタクという“現代人あるあるネタ”が見事に融合した傑作。刺激受けまくりです!!
「ホクサイと飯さえあれば」鈴木小波
鈴木小波先生にしか描けない唯一無二の料理漫画!! 自分のお腹が刺激受けまくりです!!
「少女終末旅行」つくみず
チトとユーリのユルイ関係をいつまでも見ていたい。でもこの世界がどうなっているのかも知りたい。留まる事と進む事のどちらも求めてしまう、絶妙なバランス感覚のキャラクターと世界観に刺激受けまくりです!!
「恋は雨上がりのように」眉月じゅん
ヒロインが可愛いのは言わずもがな、それ以上に店長が素敵な漫画。こんなカワイイオヤジが登場する漫画が作れたらいいなと刺激受けまくりです!!

T・C(徳間書店 コミックリュウ編集部)

「こくごの時間」雁須磨子
「アナノムジナ」天野洋一
絵の綺麗さ。あと応援している著者なので。
「トクサツガガガ」丹羽庭
「フジキュー!!! 〜Fuji Cue’s Music〜」田口囁一
バンドマンガをバンドマンが描く!!!!!熱い青春と苦いコンプレックスと一歩を踏み出す勇気に胸が熱くなります。
「東京タラレバ娘」東村アキコ
未来の自分を見ているようでつらい。
「花井沢町公民館便り」ヤマシタトモコ
「覆面系ノイズ」福山リョウコ

T.O.(講談社 月刊少年マガジン編集部)

「死人の声をきくがよい」ひよどり祥子
「チチチチ」クール教信者
「ハイキュー!!」古舘春一
「ハリガネサービス」荒達哉
「五時間目の戦争」
「亜人(デミ)ちゃんは語りたい」ペトス
「弟の夫」田亀源五郎
「波よ聞いてくれ」沙村広明
「監獄学園」平本アキラ
「賭ケグルイ」原作:河本ほむら、作画:尚村透

W(コアミックス 月刊コミックゼノン編集部)

「DAYS」安田剛士
王道スポーツ漫画で胸が熱くなります。王道の作品をやりたいです。
「ヲタクに恋は難しい」ふじた
装丁、イラストがステキでした。自分は男ですが宏嵩が好きです。
「宇宙を駆けるよだか」川端志季
美醜の入れ替えという重くなりそうなテーマですが、爽やかに読めました。今後の展開が気になります。
「渡くんの××が崩壊寸前」鳴見なる
絵が可愛いのに内容がダークで先を読むのが恐ろしい気がします。
「鉄楽レトラ」佐原ミズ
心にグッと来るラストでした。
「高台家の人々」森本梢子
木絵ちゃんの妄想が素晴らしいと思います。

Y(講談社 Kiss / BE・LOVE編集部)

「かつて神だった獣たちへ」めいびい
同じ身でありながら、狩る側に回った主人公と、厄介者に身をやつしてしまったものたち。その立場の違い、明かされる主人公の謎。本格ファンタジーとして楽しみにしている1作です。
「サムライファイト!」樋口大輔
次世代編と聞いて、読まずにはいられない作品。そういった読者が多かったようで、書店店頭でも動いていた印象。人気作品の底力を見た作品でした。
「パパと親父のウチご飯」豊田悠
もう食マンガはほぼ出尽くしたかな、と思ったら、まだありましたね!と思った作品。パパと親父という、タイトルの吸引力もまたステキです。企画とはこういうものか、と勉強させてもらった作品でした。
「ヲタクに恋は難しい」ふじた
出てくる作品にヲタク心をくすぐられつつ、ラブコメとしてもニヤニヤさせられました。
「亜人(デミ)ちゃんは語りたい」ペトス
人外モノをかなりライトにして、一般読者も取り込める形にしているなと、勉強になった作品でした。出てくる亜人たちがみんなカワイイ。男女両方の客層にアプローチできるのもまた魅力的。
「明治瓦斯燈妖夢抄 あかねや八雲」森野きこり
新人作家の初連載作ながら、ぐいぐい読まされるストーリー、キャラクターが魅力的でした。王道でありながらマンネリ感がないのは、キャラクターの力と、森野さんの絵の力なのだと思います。
「私のオオカミくん」野切耀子
オオカミくん始め、出てくる人外男子がカッコイイ。人外モノを少女マンガにうまくはめこんだ作品だなと思いました。
「花は咲くか」日高ショーコ
素晴らしい最終巻でした。
「賭ケグルイ」原作:河本ほむら、作画:尚村透
美しい絵で、このテーマ、というその掛け合わせがすごく魅力的な作品だと思いました。
「辺獄のシュヴェスタ」竹良実
新人漫画家の初連載ながら、ぐいぐい引き込まれました。強い女性の主人公が魅力的。続きが楽しみです。

Y(KADOKAWA 月刊コミックジーン編集部)

「あしょんでよッ 〜うちの犬ログ〜」らくだ
癒されました…。犬! お尻!! それがすべて!!! 
「おしえて!ギャル子ちゃん」鈴木健也
ギャル子ちゃんかわいい! (自分は女ですが)ギャル子ちゃんのかわいさに癒されました
「そんな目で見てくれ」毛根一直線
表紙がとにかく素晴らしい!! 「そんな目で見てくれ」と言うタイトルと瞳が印象的な表紙の合わせ技!! 帯の気の抜けた感じも素晴らしくヴィレッジヴァンガードで表紙買いしました。
「とりかえ・ばや」さいとうちほ
もはやここまで作画密度の高い大河漫画は、現代では年齢層高めの女子漫画でしか許されないのでしょうか…? 文句なしに面白い漫画で、テンポが速いのも素晴らしいです!
「アフリカのサラリーマン」ガム
新進気鋭の鬼才、ガム先生の処女作。サバンナの住人のサラリーマンスタイル!? 古典絵画を思わせるパッケージが見事!! エッジの効いた内容が「コメディって才能だよな…」と思わされます。
「ニーチェ先生〜コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた〜」原作:松駒、漫画:ハシモト
文句なしに面白いTwitter発漫画!!
「大奥」よしながふみ
面白いーーーー死ぬほど面白いーーーー一番感動したのは次巻予告!! 「次に幕末!? この巻でこんなに面白いのに!? 次幕末!? 女将軍!? まだ面白くなるの!?」と感動しました。 素晴らしいです!!!!!!
「海辺のエトランゼ」紀伊カンナ
どっちが受けか攻めかわからない!? だけどそれがいい!! ピュアなBL。心が清らかになります!!
「飼い主獣人とペット女子高生」野干ツヅラ
pixiv発のモンスターコンテンツ。なかなかどうして面白い!! 確かに「若さ」「UGC」という2015年の時代を象徴、代表する作品ですね!!!

Y.B(双葉社 漫画アクション編集部)

「いちえふ 福島第一原子力発電所労働記」竜田一人
記録として淡々と。マンガが報道メディアとして機能する可能性を感じさせる。
「がっこうぐらし!」原作:海法紀光(ニトロプラス)、作画:千葉サドル
原作の知名度が決して低いわけじゃないのにアニメではじめて見てその内容に驚かれる方の多さにびっくり。
「だがしかし」コトヤマ
やはり人の「懐かしい」は武器になるのだと痛感。共感と懐かしさ、そしていまどきの残念系ヒロイン。軽めの読みごたえも好みです。
「ダンジョン飯」九井諒子
あまたあるRPG系コミックのなかでもひときわリアルを感じる。いやファンタジーだけど。なんでも食べようとする気概に共感。この共感が売れるマンガの秘訣か。
「ポセイドンの財宝」原作:泉福朗、作画:岡遼子
プロのダイバーである青年が雇主とともに事件を解決する。1話完結ながらも単行本でよむと次巻が待ち遠しくなる。わくわくするテーマ性、精緻な絵柄、ページをめくらせるネーム。個人的にお気に入り。
「黒街」小池ノクト
ホラーとコメディの相性の良さを見せつける作品。カバーの存在感はそれこそ人を選ぶが、こういう思いきった作品は好きです。

Y.K(日本文芸社 雑誌編集部)

「お前ら全員めんどくさい!」TOBI
高校教師と女子生徒たちの微妙な関係を描くラブコメ。作品の世界観的に、これ以上エスカレートさせられないという縛りの中で、どう展開していくのか興味深々。
「ばっどまん」玉井雪雄
突如失踪した大物政治家。その謎を追うのは汚れ仕事を生業とする裏秘書、通称「ばっどまん」。秘書は手掛かりを求めて老朽化した団地に住み調査を始めるが、日常に潜んだ様々な事件が彼を襲う。実力派作家が描く異色サスペンス。
「まかない君」西川魯介
従姉妹3人と同居する料理男子が作りだす、創造性あふれるメニュー。さらに作品全編に渡ってちりばめられた小ネタの数々に思わずニヤリ。
「やわらか」村岡ユウ
「むねあつ」「ウチコミ!!」と同様の柔道ものだが、こちらは女子柔道部を舞台にした萌え4コマ。「柔」ではなく「やわらか」なのは読めば納得のゆる〜い展開。女の子たちが兎に角かわいい。
「僕だけがいない街」三部けい
読み始めたら止まらない、極上のサスペンス。周到に張り巡らされた伏線と、読み手の想像を超える展開がすごい。単行本化が待ちきれず、いつしか雑誌掲載をリアルタイムで追うことに。
「姉のおなかをふくらませるのは僕」原作:坂井音太、作画:恩田チロ
血の繋がっていない女子高生と男子小学生の姉弟の、二人だけで送る日常。登場キャラが皆かわいらしい。今や一大ジャンルとなった料理ものの一つという以上に期待できる。
「無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜」原作:理不尽な孫の手、キャラクター原案:シロタカ、漫画:フジカワユカ
人気のWEB小説をコミカライズ化した異世界ファンタジー。原作の面白さを忠実に漫画化している。ただ、原作はかなりの長尺なので、完結できるのか期待半分、不安半分…。
「聲の形」大今良時
「いじめ」というデリケートで重いテーマを描ききり、見事な形でまとめあげたことに改めて脱帽。昨年度の1位ではあるが、完結巻が投票対象期間ということで、あえて1票。
「賭ケグルイ」原作:河本ほむら、作画:尚村透
オリジナル・ギャンブル物は得てして複雑化して読者が置いてけぼりを食らうものだが、本作はシンプルな設定で、かつスリリングなストーリーを構築している。主人公のキャラクターの存在感も抜群。
「食の軍師」泉昌之
あの泉昌之が、「かっこいいスキヤキ」以来の例の調子で食を描く、安定の一作。諸葛孔明が主人公に食のアドバイスをする――すなわち「蜀の軍師」=「食の軍師」。

Y.N(講談社 なかよし編集部)

「きぐるみ防衛隊」星野リリィ
スタイリッシュな画風は、いつも通り素敵ながら、きぐるみがカワイイです!
「ダンジョン飯」九井諒子
実在しないものを食べたくてたまらなくなるという新感覚を味わわせてくれました。
「プリンセスメゾン」池辺葵
装丁と主人公のかわいさに、大人の現実がまざってくるバランスが素敵です。
「亜人(デミ)ちゃんは語りたい」ペトス
かわいくてモチーフも絵柄も最先端なのに、学園青春ものとしての要素がきちんと入っていて、読み応えがあります。
「宝石の国」市川春子
世界観がどんどん広がっていって、ますます続きが楽しみなシリーズです。
「東京タラレバ娘」東村アキコ
イタイのに楽しい!知り合いのように、幸せになってほしいと願ってしまいます。

Y.N.(小学館 月刊フラワーズ編集部)

「かくかくしかじか」東村アキコ
「乙嫁語り」森薫
「乱と灰色の世界」入江亜季
「東京タラレバ娘」東村アキコ

Y.S(秋田書店 ヤングチャンピオン編集部)

「ばくおん!!」おりもとみまな
旧「マッドマックス」ネタのマニアックさに舌を巻きました〜。なかなかあそこまではできないものです。
「イノサン」坂本眞一
いくどもいくども手を止めさせられ、まぶたに、瞳に、唇に嘆息。。。
「オールラウンダー廻」遠藤浩輝
自分がリングで道場で、体を動かして息を切らしているような感覚をいつも味あわされています。
時折入るコメディーやラブ要素も、心地よいですね〜。
「ヤング ブラック・ジャック」原作:手塚治虫、脚本:田畑由秋、漫画:大熊ゆうご
開高健さんなども描いた60年代ベトナムの湿地の匂いと人々の吐息が真に迫って感じられました!
「夕空のクライフイズム」手原和憲
スポーツ好きが交わす理想論や机上の空論がこんなカタチで漫画に…しかも面白く読める…とびっくりしました。
「姉のおなかをふくらませるのは僕」坂井音太、恩田チロ
ひととひととの、心のちいさな隙間を、手作り料理は埋めもする。おいしい笑顔っていいものだなぁと、素直に思わされました!
「絢爛たるグランドセーヌ」Cuvie
読者に忍耐を強いるかも…と、はしょりたくなるところも、丁寧に、しっかり調理して、美味しくおいしく食べさせてくれます。
「響〜小説家になる方法〜」柳本光晴
マイナージャンルに怯まず切り込んで、真正面から、キャラクターを描き、真正面からテーマに切り込んでおり、背筋の伸びる想いをさせられます。人間同士の立ち居地、距離感の作り方が、秀逸でぞくぞくします。

Y上(竹書房 まんがライフMOMO編集部)

「ONE PIECE」尾田栄一郎
ドレスローザ編は能力者がジョジョ第6部のスタンドに通じるところがあって、両作ファンにはたまらないです。 ベラミーの名台詞には正直、嫉妬しました。
「おねいも」詩原ヒロ
自分ではなかなか昇華させられない田舎暮らしが、これでもかと楽しく描かれていて、「やられた」と思いました。スコップ滑りは常識です。
「にがくてあまい」小林ユミヲ
出てくるキャラがことごとく魅力的で、そこに美味しいものが加わったらほとんど無敵でしょう。 高遠さんはカッコイイですね。
「めしばな刑事タチバナ」原作:旅井とり、作画:坂戸佐兵衛
B級グルメへの馬鹿げた拘りが続刊するたびに熱量を増していて、ずっと愉快。やきそば弁当とセットで思い出す作品です。
「オネエな彼氏とボーイッシュ彼女」コガシロウ
ともすればオネェ彼氏に目がいきがちですが、実はオトコ前な女子も同性異性不問で人気。 潜在読者が相当ありそうです。
「チャリに乗れない!」英貴
表題から想起した通り、愛すべきバカキャラにあふれていて、腹を抱えて笑いました。 装丁も好みです。
「乙嫁語り」森薫
漫画家さんとの話題にいちばんのぼる作品。 ため息の出るような素敵な世界で、時間を忘れて何度も読み返してしまいます。
「恋は雨上がりのように」眉月じゅん
年の差テーマは時間がかかりそうなものなのに、店長と橘さんを何気なく、しかも短期間で釣り合わせているところに驚かされました。
「昭和元禄落語心中」雲田はるこ
小夏が「寿限無」で落語の喜びを知るシーンに涙しました。これを見たら「時そば」でのガイダンスが幼稚に思えてしまいます。
「織子とナッツン」原鮎美
どういうわけかデザインや幕間のおまけに至るまでぜんぶ好みな作品です。近い世代なのかもしれません。 そんな本が見つかるのって嬉しいですね。

いがらし(講談社 週刊少年マガジン編集部)

「BLEACH」久保帯人
やっぱり画の圧倒的なかっこよさ、そして、斬魄刀のワクワク感は少年まんがの最も大切なモノだと思います。
「アホガール」ヒロユキ
とにかく企画の強さに驚きを受けました。
「キャタピラー」原作:村田真哉、作画:速水時貞、キャラクター原案:匣咲いすか
バトル&知識というのがこんなに面白いんだと再認識しました。
「ワカコ酒」新久千映
漫画が可愛くて美味しそう!シンプルにかわいい!美味そう!というのが大事なんだなと実感しました。
「亜人」桜井画門
バトルのかっこよさ、主人公のキャラクターなどすべてが新鮮で参考になりました。
「喰う寝るふたり住むふたり」日暮キノコ
カップルの生活を女性と男性二つの視点で描くという企画性に刺激を受けました。
「恋と嘘」ムサヲ
女の子がとにかく可愛くて、先が気になる。そのストレートさは大事だなと思いました。
「累 —かさね—」松浦だるま
美に対する女性の執念を描ききるその筆致に圧倒され、テーマ選びの大事さを学びました。
「聲の形」大今良時
テーマの強さとそれを描ききる根気、才能に圧倒されました。
「魔法使いの嫁」ヤマザキコレ
ファンタジーをここまで丁寧に描ききることができているところ。その上で、しっかりとキャラクターのヒロインとバケモノのキャラクター関係が構成できている部分に刺激を受けた。

ウメオ(秋田書店 ヤングチャンピオン編集部)

「ドルフィン」原作:岩橋健一郎、漫画:所十三
すげー!!
「マリア」原作:井口達也、漫画:吉沢潤一
オンナもアツい!!
「ヤング ブラック・ジャック」原作:手塚治虫、脚本:田畑由秋、漫画:大熊ゆうご
たまらん!

うんうんオジさん(秋田書店 ヤングチャンピオン編集部)

「バウンサー」みずたまこと
曲げることのできない信念。男の矜持に誇りを用心棒という仕事を通じて描く力作。 圧倒的なコマ割りとページをめくる度に刺激の強い演出力に脱帽です。

おしぐち(復刊ドットコム 編集部)

「くおんの森」釣巻和
完結!お疲れ様。次回作、おもしろいね。
「ダンジョン飯」九井諒子
著者、待望の長編作品!脳みそに浸み込む料理の数々。美味しそう!
「ドミトリーともきんす」高野文子
このおもしろさを堪能するにはひたすら読み返さないといけない。
「ニューヨークで考え中」近藤聡乃
エッセイも上手いな。
「パピルスは神」諏訪緑
作者独特のユーモアと歴史観がおもしろい
「大砲とスタンプ」速水螺旋人
兵站ってとこに注目!
「少女終末旅行」つくみず
作品全体に漂うまったり感がなんとも。
「血界戦線」内藤泰弘
アニメ化でファンがより拡がったのでは。著者の粋なセンスをもっともっと評価されて欲しい!
「風雲児たち 幕末編」みなもと太郎
まさか、「艦これ」をやらかすとは!
「鼻紙写楽」一ノ関圭
膝を正して読みました。作家、編集者、専門店の店員…あまりに知っている人が少ないので唖然…。

お豆(講談社 なかよし編集部)

「AKB49〜恋愛禁止条例〜」原作:元麻布ファクトリー、漫画:宮島礼吏 ほか
23巻に収録されているある話が神回すぎて…嗚咽が出るほど泣いてしまいました。今までの全部、あれもこれもすべてこういうことだったのか…と、茫然&大泣き。極めつけは、その話のサブタイトル。圧巻でした。
「SSB―超青春姉弟s―」慎本真
1巻から、どんどん面白くなる!読み終わった後に胸に残っている言葉と表情がいくつもあって、それをまた味わいたくて、何度も何度も読み返してしまいます。ゆるい(とてもいい意味で)空気感でたくさんのキュンを包み込んでいて、読むと幸せな気持ちに!
「センセイ君主」幸田もも子
登場人物みんな不器用でいい人だからずるい。コメディタッチな絵やノリをふんだんに織り交ぜながら、真正面から人間を描いていて、しびれます。大好きです。
「ダンジョン飯」九井諒子
想像力と妄想力に感服です…! 料理するまで「ぜったい食べたくない!ヤダヤダ!」と思っているのに、完成したらものすごくおいしそうで…異色グルメ漫画としてもすばらしすぎます。
「ヲタクに恋は難しい」ふじた
もだえ死ぬかと思いました。ふじた先生は本作を「異種恋愛格闘技をやってるまんが」とおっしゃっていますが、私は「ザ・少女まんが」だと、強く強く思います!もだえ死にました。
「一礼して、キス」加賀やっこ
匂いとか熱が、ページからあふれでてくる! 巻を重ねるごとに、艶やかさがどんどん増すので、もう、どんどん溺れました(笑)。世界観の作り方が美しすぎて、中毒性があって、大変刺激をうけました…!
「恋するハリネズミ」ヒナチなお
いじらしさと、もどかしさ、そしてときどきの不意打ち! この3つの配分が絶妙で、ものすごく夢中にさせられます。お話だけでなく絵も「ツン甘」で、本当にかわいらしい…ほれぼれ。
「恋と嘘」ムサヲ
Wヒロインが愛らしい!切ない結末不可避と感じられる設定なのだけれども、ドタバタと楽しいノリで話が展開して…読み心地が何ともいえない。すごくクセになります。はまります。
「春待つ僕ら」あなしん
イケメンが4人集まれば、キュンも4倍かと思いきや、4倍なんてもんじゃなくて…!これぞイケメン! これぞドリーム!! 男の子たちは、誰もがメインヒーローになれるかっこよさ。その1mmたりとも抜け目ない徹底ぶりに感服です。最高です〜〜!
「独身OLのすべて」まずりん
一度読んだら絶対に(永遠に?)忘れられないような強烈な3人が、とにかくすごい。どんな場所でも、この3人が集まりさえすれば必ずそこに物語が…!爆笑とともにキャラの大事さを教えていただきました!

カズミン(KADOKAWA コミッククリア編集部)

「ダンジョン飯」九井諒子
細かな設定。展開の布石の置き方と回収。そしてなによりも、ファンタジー世界での冒険者に振りかかる不幸(死)の表現に嫌味がなく、読後感が良いです。

ササキ(スクウェア・エニックス ガンガンJOKER編集部)

「ACCA13区監察課」オノ・ナツメ
オノ・ナツメ作品の中でもとびきりキャッチーな理由は、巨大組織の構成員という立場の魅力か。異国の雰囲気が心地よい。
「おしえて!ギャル子ちゃん」鈴木健也
「ヤンキーが捨て猫に優しくするのを見てキュンとする」パターンは古くからあるが、ギャルに転用するとかくも魅力的になるのかという発見はすごい。もちろんキャラの魅力ありきだが。
「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」藤原ここあ
ときに苛烈なまでの可愛さ、一途さ、美しさ。多くのファンの心を捉えた創作姿勢のエッセンスが込められていると思う。
「ぐらんぶる」原作:井上堅二、漫画:吉岡公威
大学のサークルの暴力的な楽しさが思い出される。しかし1巻はよくこれで連載しようと思いましたね。脱いで吐いて脱いで吐いて…
「こみっくがーるず」はんざわかおり
天然可愛いマンガ家の卵とプロ作家などが織りなすほわほわした日常に癒やされる!
「アンゴルモア 元寇合戦記」たかぎ七彦
撤退戦の面白味をここまで味わわせてくれたのは「皇国の守護者」以来。
「三ツ星カラーズ」カツヲ
電撃大王の日常系・最新版。描くたびにうまくなってる。全部一人で描いてるって聞きましたが本当ですか?
「商人道」細野不二彦
細野不二彦最新作は商社がテーマ。時代に合わない熱血サラリーマン達のキャラ立ちの激しさが一周回って新しい!
「田中くんはいつもけだるげ」ウダノゾミ
狙いがスマート、時代を捉えた華麗なヒット作。
「響〜小説家になる方法〜」柳本光晴
文筆の才能を漫画で描くという、とてつもなく難しい所業にチャレンジし、キュートな女の子にその業を見事に負わせている。

スギノ(一迅社 コミックZERO-SUM編集部)

「Landreaall」おがきちか
長編ファンタジーの最高峰の域に入ってきた。
「おじさんとマシュマロ」音井れこ丸
おじさんがキュート。
「ばらかもん」ヨシノサツキ
キャラが魅力的。
「ろんぐらいだぁす!」三宅大志
自転車に乗りたくなります。自分も今年自転車買いました。
「オトメの帝国」岸虎次郎
極めて高い画面の完成度。
「ハスク・エディン husk of Eden」如月芳規
冷徹な物語。
「四月は君の嘘」新川直司
泣かされました。
「甘々と稲妻」雨隠ギド
巻が進んでも変わらぬかわいさ。
「監獄学園」平本アキラ
全力の下ネタに陶酔。
「血界戦線」内藤泰弘
ベテラン(?)が放つこのクオリティと分量に感動。

スクラムT(双葉社 第二コミック出版部)

「ReLIFE」夜宵草
ボーンデジタル。縦スクロール。フルカラー。市場のみならず、日本の既存漫画形式そのものにも、影響を与える作品だと思います。
「ネトラセラレ」色白好
『過ち、はじめまして。』も含め、設定や人物描写が巧みだと思います。ぜひ別ジャンルの作品も読んでみたいです。
「監獄学園」平本アキラ
エロ・バカ・エキサイティング!!! 雑誌連載から読みたい作品とは、こういうものだと思います。青年漫画の王道。これぞ「ヤンマガ」だと思います。

たったかたー(リブレ出版 コンテンツ制作事業部1G)

「NARUTO-ナルト-」岸本斉史
漫画界、後世に語り継がれるであろう作品の終結をリアルタイムで追えたことは、私の人生の非常に大きな財産となった
「女の友情と筋肉」KANA
普通いないキャラクターとそれらが違和感なく物語に組み込まれているお話の流れに作者さんのセンスの良さを感じる
「血界戦線」内藤泰弘
ひとつのエピソードがコンパクトに展開されながらも、世界観・キャラクターの個性を濃密に表現していてのめりこむ

タロー記者(講談社 月刊少年マガジン編集部)

「ダンジョン飯」九井諒子
タイトルが秀逸。ダンジョンと食べ物への愛が溢れていますね。
「徒然チルドレン」若林稔弥
かわいい。とにかくかわいい。
「東京タラレバ娘」東村アキコ
東村さんの厳しくも暖かいアラサー愛が好きです。
「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」おおひなたごう
ネタが切れないどころか、人間関係が深まっていく。

ナカシマ(小学館 ゲッサン編集部)

「あしたのジョーに憧れて」川三番地
戦争以外にも語り継ぐべきモノがある。
「カプチーノ」菊池まりこ
可愛くて愛しくて…心の浄化作品て必要だと思います。
「タブロウ・ゲート」鈴木理華
圧倒的画力にいつでもうっとりします。
「ダンジョン飯」九井諒子
巻を重ねても衰えない発想力にカンパイ。
「新テニスの王子様」許斐剛
常に予想の上すぎるところを行く発想力には脱帽。
「海のクレイドル」永野明
帆船と大海原のロマンにはあらがえない。

ぬめのろ(一迅社 DMC編集部)

「あさひなぐ」こざき亜衣
何をやっても人並み以下の主人公。普通のまんが作品ならそこから適正を見出され、主軸と成る分野では類まれなる才能を表し…となるところだが、本作は努力しか取り柄のない人間のリアルを忠実に描いている。 彼女は作品内において部活メンバーの中では1番下手くそで、どんなに努力を重ねてもその事実は変わらない。 しかし、14、15巻目にしてようやく主人公:あさひの努力が実り、表舞台にて陽の目を浴びる。 作中での期間はおよそ1年だが、コミックスにして約4年越しとなるその爽快感に「胸のすく思いとはこういうことなのだ」と実感した。読者の心の動かし方や努力とはなんぞやということを教えてくれた一作。
「アンゴルモア 元寇合戦記」たかぎ七彦
架空の人物:朽井迅三郎を中心に、元寇における日本の奮戦の様子をリアルに描く。 元寇といえば、強大なモンゴル帝国に対して貧弱な鎌倉政権が神風のおかげもあって勝てた「ラッキーな出来事」として浸透しているが、それは事実とは異なっている。当時の日本人が如何にして画策し、如何にして立ち向かったか。 登場人物たちの熱い思いに感情移入し、思わず咆哮をあげてしまう…そんな日本人の根底に眠る魂を、誇りを揺さぶられる一作。
「センゴク一統記」宮下英樹
歴史に名を残すほどの人物:仙石権兵衛久秀(以下、権兵衛)を主人公に、さらに上の存在であり、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康など、誰もが知る天才と呼ばれる人物たちを権兵衛の視点から描いた作品。 歴史上の様々な出来事を、通説を覆しながら作者独自の視点で展開。しかし、トンデモ展開に発展せず、歴史的事実に帰着する。 歴史物語というのは結果がわかっているからこそオチが読めてしまい、その過程となる部分が重要だが、本作はその部分がどの歴史漫画よりも優れている。 特に近日発刊されている単行本においては本能寺の変や賤ヶ岳の合戦など、歴史の無常さにおもわず涙することもしばしば。 歴史好きなら読んでおくべき一作。
「喧嘩稼業」木多康昭
最強の格闘技とは何か、をメインテーマに腕っ節のみではなく頭脳戦も展開する異種格闘まんが。 毎回毎回その斜め上の発想に度肝を抜かれるが、必ず読者が望む王道展開に落ち着かせるあたり、しっかりと読者を研究し、作品を凡作に終わらさせないという作者の熱意を。そしてその作者の想いをしっかりと受け止める担当編集の心意気を、物語を通して感じることができる。 毎週掲載を心より望んでおります。

はぎこ(小学館 Sho-Comi編集部)

「ダイヤのA」寺嶋裕二
「ハニー」目黒あむ
「三神先生の愛し方」相川ヒロ
「僕のヒーローアカデミア」堀越耕平
「宇宙を駆けるよだか」川端志季
「弱虫ペダル」渡辺航
「春待つ僕ら」あなしん
「暗殺教室」松井優征
「高台家の人々」森本梢子

ワニマガジン社 書籍編集(ワニマガジン社 書籍編集部)

「orange」高野苺
突然迎える死に対する後悔と自分の中での答えをこの作品を通して同じような立場に立った人がゆっくり見つけられたらいい。
「ダンジョン飯」九井諒子
今読みたい漫画はこれだよ!っていうツボにハマった作品。漫画だからこそのキャラクター性で親近感を生み出している。
「テンカウント」宝井理人
人と接することで生まれる感情の痛みと躰の痛みがじわっと緊張感を持って伝わってくる作品。
「宇宙を駆けるよだか」川端志季
人という外見の器は内側の感情によって変わりうるのかということや本来の幸せは何かなどを考えさせる表現力や構成に期待が高まる。
「明治メランコリア」リカチ
現代的なアレンジの仕方で描かれる時代背景や装飾物、歳の差恋愛設定が乙女心に直球で、ストーリー展開の謎も魅力。

川村(講談社 アフタヌーン編集部)

「ゴールドハイ」上遠野洋一
いかにもイロモノというゆるい変化球に脱力するもやがてカタルシスに翻弄され涙する。異端の道を通っても正統派の面白さに到達できる、漫画の奥深さに感動!
「プリンセスメゾン」池辺葵
「企画もの」っぽいぶんこの作者の他の作品とくらべると深さが足りない気がするが、読みやすさや親しさを与えた働きは大きい。
「喧嘩稼業」木多康昭
いかにもCGという、ふわふわした絵の生々しさが癖になる。リアリズムとけれんのバランスはこの作者ならではで、駆け引きやうんちくの冗長ささえ楽しい。
「描かないマンガ家」えりちん
漫画家を目指す青春群像劇としては当代ピカイチなのでは。企画成立理由の主人公が足を引っ張った珍しいケースともいえる?

鶴田(アース・スターエンタテイメント コミックアース・スター編集部)

「Landreaall」おがきちか
25巻まで来てもまったく息切れせずペースをあげてゆく稀な作品。
「お嫁さんは神様です。」瀬川藤子
神様はこんなかんじかもしれないと、いつのまにか思わせる奇妙な説得力がいつもながらに凄い。
「アンゴルモア 元寇合戦記」たかぎ七彦
作品世界も作品そのものも、いま手許にあるものを使ってどうやって生き残るかを誠実に描き、実践していて応援したくなる。
「フラジャイル」恵三朗
各話ごとにキャラクターの役割と立場をローテーションさせてゆく仕組みがすばらしかった。
「ヤマトタケル」安彦良和
細かい心配りがすばらしい。アニメーション監督の総監督をなさりながら、この連載を二本同時に奨めているのが信じられない。
「ヴィンランド・サガ」幸村誠
幸村誠さんにしか描けない作品、幸村誠さんが描かなければ、僕たちは見ることができない世界、完結までこのままのペースで描ききってほしい。
「京都ゆうても端のほう」二星天
中身はもちろんタイトルがすごい。このタイトルでお客さんが二割は増えたと思う。
「愛蔵版 機動戦士ガンダム THE ORIGIN」安彦良和
本編のあのラストシーンをフルカラーで読めるのはいまのところこの本だけ。ガンダムとあまり縁のないはずの内田樹さん、新海誠さんとの対話、寄稿を続けて読むと「ガンダム」の正体がなぜか見えてくる。
「新装版『坊っちゃん』の時代」関川夏央、谷口ジロー
品切れ重版未定でないのが嬉しくて、また買いました。
「機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク」おおのじゅんじ
巻数を重ねるにつれて、ますます誠実に丁寧になっってゆく描写がすごい。ガンダムを知らないかたに読んでほしい。

電撃マオウ片岡(KADOKAWA 電撃マオウ編集部)

「がっこうぐらし!」原作:海法紀光(ニトロプラス)、作画:千葉サドル
脚本と作画の組み合わせはプロのお仕事。かわいらしいキャラクターたちが、スリリングなストーリーに一見そぐわなさそうで実ははまっているという…!まだまだ魅惑的な秘密が詰まっていそうなストーリーを楽しみにしています。
「はんだくん」ヨシノサツキ
個人的には本編より好きなスピンオフ。これでもかというくらいキャラクターの味を堪能させるセンスがすばらしい。本編のヒットとスピンオフで2度おいしい「売り方」も、編集として刺激を受けました。
「ダンジョン飯」九井諒子
グルメものという普遍的なテーマなのにすごく新しい着眼点。今まで誰も見つけられなかったジャンルの隙間を見つけた作者に脱帽です。うんちくが多いのにスラスラ読めるネーム力の高さにも最大限の敬意を。

匿名希望(シュークリーム FEEL YOUNG編集部)

「きのう何食べた?」よしながふみ
ホットプレートの回を読んで、編集部にホットプレートを購入することにしました。
「さよならガールフレンド」高野雀
着眼点がするどく、語り口が独特でおもしろい!
「そうだ、食べ放題いこう。」西つるみ
めっちゃかわいい! めっちゃおいしそう! 深夜に校了紙を読むと致命傷なくらいおなかがすきます。
「乱と灰色の世界」入江亜季
鳳太郎のかなしいラストと、明日にむかうことにした乱のまばゆさをともに存分に描ききった入江さん、おつかれさまでした! 楽しかったです!
「山羊座の友人」原作:乙一、漫画:ミヨカワ将
画面がものすごく美しかった。
「花井沢町公民館便り」ヤマシタトモコ
絶望的な設定の中、ヤマシタさんだからこそ描ける人間の光と闇が絶妙でとても面白いです!

匿名希望(シュークリーム FEEL YOUNG編集部)

「お尻触りたがる人なんなの」位置原光Z
実は大学の同級生だったのですが、こんなにも唯一無二の作家さんになられるとは!と、デビュー単行本からずっと驚いています。イチャエロかわいい位置原先生の作風、贔屓目を抜きにしても本当に好きです。いつかご執筆のご依頼させていただきたい!と思っております。
「さよならガールフレンド」高野雀
コミティアご出身で確かな実力をもつ高野雀先生のデビュー単行本。同人誌の世界にまだまだステキな作家さんがいらっしゃって、ちゃんと探し当てられたということがすごい。
「その「おこだわり」、俺にもくれよ!!」清野とおる
「普通の人」の地味な楽しみを、こんっっっっっっっなに楽しそうに表現できるなんて清野先生は只者ではない。超好きです。再読性の高さが異常。インタビュー力やリアクションを何か盗めないか…と思って読んだりしても真似ができそうなところが全然なく、エッセイはご本人の魅力に依るところが大きいのだなと感じ入ります。
「ぶっしのぶっしん 鎌倉半分仏師録」鎌谷悠希
絵の魅力がものすごい!仏像のアクションシーンの迫力が素晴らしい!!テーマと鎌谷先生の筆力がぴたりと一致して、面白さを倍増させているのだなと感じます。
「わがままちえちゃん」志村貴子
今年は志村先生の単行本がたくさん出て、しかもどれも素晴らしく、連続刊行は本当に嬉しかったです。中でもこちらは単巻なのに密度が高く、志村先生のストーリーテリングの巧みさに惚れ惚れしながら拝読しました。
「グッドナイト」南Q太
昔からずっとファンですが、まだ新しい扉を開かれるのか!と毎月感服しています。
「プリンセスメゾン」池辺葵
独身女子が家を買う。それを「大きい夢なんかじゃありません。家を買うのに自分以外の誰の心もいらないんですから」と表現してくださった池辺先生の着眼点。恋や結婚を人生の主軸としない女の人が増えていく中で、生き方の指標としてとても大事でかけがえのない1冊になるだろうと感じました。装幀もかわいい。
「先生の白い嘘」鳥飼茜
雑誌で毎号追っていますが、いつも「怖い…」と言いながら本を閉じます。「怖いのに目が離せない」というのはこういう感覚! しかしよく取り上げられているセンセーショナルな描写や事件よりも、根底にある鳥飼先生の「怒り」に共鳴したりおののいたりしています。それを全力で漫画に落とし込もうとする鳥飼先生の真摯な姿勢に、自分もがんばらねばと思わされます。
「夫婦サファリ」ジョージ朝倉
結婚や出産もジョージ朝倉先生の手にかかればこんなにも面白く描かれちゃうのかよっ…!と感嘆。結婚したくなるし、日歌ちゃんみたいな花のような女子になりたくなるし、夢の国に行けばステキな出会いあるのかなっ…て夢見たりしました。 ジョージ先生のマンガは「私もこうなりたい!」と思わせる力がものすごく強いのです。たぶん、ジョージ先生のマンガ世界は現実と地続きっぽいのにキラキラ眩しいから、手が届きそう(という錯覚を起こせるの)で、いっそう憧れが強くなるんだと思います。マンガ力が凄すぎる。
「水色の部屋」ゴトウユキコ
怒りと気持ち悪さに震えながら、それでも読むのをやめられない! ゴトウ先生の新しい魅力、、そして確かな筆力をまざまざと見せつけられました。

匿名希望(シュークリーム FEEL YOUNG編集部)

「そうだ、食べ放題いこう。」西つるみ
「べしゃり暮らし」森田まさのり
「低反発リビドー」高野雀
「僕だけがいない街」三部けい
「夫婦サファリ」ジョージ朝倉
「弟の顔して笑うのはもう、やめる」神寺千寿
「波よ聞いてくれ」沙村広明

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